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【スマスロ北斗】 北斗揃い時のオーラ色と連チャン数を集計分析した結果

スマスロ北斗において、BB継続率84%以上が確定する北斗揃い。
今回は、そのオーラ色と連チャン数を実践集計した結果および、BBに対する考察(妄想)を綴りたいと思います。

さて、3ヵ月ほど前に下記のBB継続率に関する記事が一部で話題でした。

内容を要約すると、

  • ①公表されている最低継続率66%〜89%は純粋な継続率ではない

  • ②バトル展開による継続率の昇格/バトル中の書き換え/無想転生込みでのトータル継続率だろう

といった結論を実践データより導いており、②を除いた継続率は53.4%〜86.6%ほどと総括しています。



私の場合も、少なくとも"常に一定の継続率による純粋な抽選ではない"ことは確信しています。

差枚数状況や有利区間の存在により、"明らかに継続しづらい"といった状況は、北斗を打ち込んできた人ならば誰しもが経験している所でしょう。
※6号機の遊技機規則や試験突破のための仕様を入れる都合上、致し方ない部分と言えます。

では、(メーカー公表として)BB84%継続以上が確定する「北斗揃い」に絞って分析してみた場合はどうでしょう?

爆連のカギになりえ、プレイヤーに夢を見せさるトリガーである北斗揃い。

個人的に集めた実践データを元に、この北斗揃いからアプローチした分析&考察(妄想)結果を解説していきたいと思います。


北斗図柄揃いに絞って分析した結果


前提として、公表値のおさらいをしておくと北斗揃い時の84% or 89%の振り分けは1:1。

【公表値】 84% or 89%の振り分けは1:1

[引用]スマスロ北斗の拳の北斗揃いについて徹底網羅 DMMぱちタウン

※蛇足ですが、赤7揃いも含めると全BBにおける84%以上の分布(振分)は低設定ほど高くなっています。

【公表値】設定ごとの継続率の振り分け(全状態トータル)

[引用]スマスロ北斗の拳の北斗揃いについて徹底網羅 DMMぱちタウン
公表値より合算したBB84%継続以上の分布

そして、私が集めた北斗揃い時の実践データは以下の通りです。

【実践値】北斗揃い計37回のオーラ色と平均連チャン数

何故かレア過ぎる青・緑オーラ
マイスロデータ

この北斗揃いは、当然以下のあらゆる状況での北斗揃いが含まれています。

  • 仮天井、天井での北斗揃い

  • ボーナス確定画面でのフェイク赤7リプレイでの昇格

  • 前兆中のレア役(予想)・リーチ目での昇格

さまざまな状況で引いた北斗揃い37回ぶんを合算した平均連チャン数は7.19回。
公表値から算出した理論値の平均は7.67連なので、若干低い数値ですが、実践値には以下が含まれています。

  • ①閉店して取り切れなかった2回

  • ②無想転生に入った2回

減算されている①を、"公表値の平均通り連チャンした"として加味して計算すると「7.59連」。
さらに、上振れ要素となる可能性のある②を"無想転生なしで公表値の平均連した"として計算すると「7.32連」となりました。

実践値+①と②それぞれ加味した平均連チャン数

この結果を見るに、北斗揃い時でも、無想転生やバトルパート中の書き換え抽選など全て含めた上での「84% or 89%継続」だろうと私は結論づけています。
(まぁ、冒頭で紹介した記事と同様の結論ですね)

つまり、公式の"継続率"はある種「モードの名称」として「66%~89%継続」を使っていると言えます。
当記事ではややこしいので、以下のようにそれぞれの継続率を「モードA〜E」と定義・呼称しておきましょう。

「◯◯%継続」という名の"継続率モード"と考える

─── と、この結論で終わるだけではいささか物足りないので、北斗揃いにおいて副次的に集めたデータを、いくつかの切り口で分布したものを掲載しておきます。

1. 北斗揃い時の初当たりG数分布

初当たりのG数を1G連を除き、100G刻みで分布すると以下の通り。

300G台までと天井に件数が多く、500G~700G台に一件もありません。
が、そもそも自身が500~700G台あたりのG数を打っていないことによる偏りが大きな要因と言えそうです。

2.北斗揃い時の差枚数分布

北斗揃い時の当日差枚数分布は以下の通り。

マイナス差枚域/プラス差枚域でまとめた場合、マイナス差枚の場合の方が出現件数が62%と多くなりました。

3. 直近XXXXG 北斗揃い時差枚数

一方、当日の差枚数では2,400枚制限の影響などで有利区間が何度か切れていることから、直近XXXXGにおける差枚数で分布しなおしたものが以下です。
(※「XXXXG」の部分はすでに無料サイトや動画で出回っていますが、元は有料noteの情報と思われますので念のため伏せておきます)

こちらで分布しなおすと、86.5%がマイナス差枚域での出現。
かつ平均連チャン数も7.6連と、プラス域の4.6連よりも大幅に高いものとなりました。

「差枚マイナス域の時の方が北斗揃いを引きやすく、連チャンしやすい」というのは、多くの打ち手が感じている所かもしれませんね。



─── さて、ここからは人によっては完全な蛇足、筆者のエンタメ的仮説の読み物となります。

「継続抽選は常に一定の継続率で抽選していない」という前提(仮定)のもと、個人的な打感・経験則から「実はこんな内部仕様の可能性もあるんじゃないか?」といった、妄想に近い仮説・考察です。

読んでいただいたとしても特に勝率アップにも繋がりませんが、より北斗をオカルティックな視点で楽しんだり、「北斗揃いでもこんな仕様ならショボ連で終わっても仕方ないよね…」と、ヒキ弱の溜飲を下げるぐらいの効果を期待したい方は、ヒマつぶしに読んでいただければ幸いです。

エンタメ的 内部考察(という名の妄想)

【妄想1】 すべてのBB開始時に裏ストックの振り分けがある

この仕様は、すべてのBBに液晶からは分からない"隠れストック(以下、裏ストック)"が存在しており、公表値はそれを加味した、"トータルの継続率"でモードA〜Eを表している、という説です。

初期の裏ストックの存在自体は以下、開発ブログでも発表されており、小役パート開始時からレイやトキが同行する以外は、裏に隠れてしまいます。

[開発ブログ] 確定画面中のVストック

また、下記公式ページの「Vストックを含まない」記載に関しては、【表に見えている"ストック"だけを指したものであり、液晶からは見えない(画面に表示されていない)裏ストックは除いている】と解釈します。

[メーカー公式]スマスロ北斗の拳

この妄想の根拠は、"ラウンド数が浅い時ほどケンシロウの先制が連続する傾向がある"と感じたことによります。

開発ブログによれば、ストックが無いときのケンシロウ先制比率は28.5%〜37.5%なのに対し、ストックがある時の先制比率は50%にあがります。

[開発ブログ] バトルパートの数値大公開

赤7揃いでも続く時は、1〜4連目あたりは表面上Vストックなしでケンシロウ先制による継続が多く、その後は継続してもラオウの攻撃が多くなる印象。

また、(内部的にストックを2つ以上持っていることが濃厚な)無想転生バトル時も、突入から3〜6バトル目あたりまではケンシロウの攻撃割合が多いと感じています。

さらに、いわゆる冷遇時や設定56の2,000枚の壁(≒有利区間を切らせまいとする謎の力)時などでは、BB連チャン数がかなりオーラの色に準ずる※と感じており、「冷遇青オーラだから2連以下で終わる」「赤オーラだが壁にぶつかる4連目に強チェリーで継続できなかったら終わる」など、ほぼ予め予想した通りの結果になっています。

証拠の信憑性は証明できないですが、以下の様にリアルタイムで友人にLINEしながら打っていて、結構な確率でその通りになっています。

まぁこんな画像はいくらでも捏造できてしまうので、
どこまでいっても信憑性は薄めのエンタメだと思いますが;

これらの妄想根拠から、すべてのBBは赤7や北斗を揃えた時に裏ストックの振り分けがあり、公表値はその裏ストックを加味したトータル継続率になっている説を考えてみました。

【妄想2】 バトルパートはCZであり、リプレイやハズレ含む全役で継続抽選している

妄想2の仕様は、「ラオウとのバトルパートはCZであり、リプレイやハズレを含む全役で継続抽選しているのではないか」という説です。

レア役に関しては公表されており妄想ではないので、ポイントとしては"ハズレ、リプレイ、ナビ無しベルも含めて抽選しているのではないか?"という点です。

実際、何もレア役を引かずとも無想転生ボーナスに戻ることは経験しており、以下のとおり開発ブログで公表もされています。

[開発ブログ] レア役その他で良いルートに書き換え

昇天中は演出が異なるだけで、特殊な状態でないのであれば、通常のバトルパートでも同様に「抽選漏れで終わっていたけどレア役を何も引かずに継続に書き換える」ことはあるはずです。

以上の妄想根拠から、"ラオウバトルパートはCZでありリプレイやハズレを含む全役で継続抽選している"と考えました。

JAC IN時に継続抽選をし、当選していればバトルパートは確定CZとなり、そうでない場合は全役で継続を抽選する。(転スラの特級魔族討伐戦の仕様に近いイメージ)。

モードA〜Eで(強チェリーやナビ有りベルは100%継続だが)小役ごとの継続抽選率も差が設けられており、公表値はこの書き換えを加味したトータル継続率になっている説を妄想してみました。

なので、最近のバトルパート中はナビ無しベルやリプレイでもいいので、「何でもいいから小役揃ってくれ!」と思いながら打っています。

[参考] バトルパートの流れと法則 新台トーーク様のXのポストより

【妄想3】 実はモンキーターンのようなシナリオ式であり、継続率が低いバトルラウンドがある


この妄想の根拠は、高継続の北斗揃いでも、バトル1〜2連目の1〜3G目時、強チェリーやナビベルを引き、ねじり音が鳴っても継続止まりだったことを何度か経験していることから。

その際、「いや、これ書き換えなかったら単発で終わってたやん…」と思うのですが、その後は順調に継続することが多く、まるで「終わりやすいラウンド」が存在するかのような印象を受けていました。

[参考] DMMぱちタウン LモンキーターンのSGラッシュシナリオ

また、「妄想2」との合わせ技で考えると、JAC INでの継続抽選に漏れれば、以降バトルパートは8G間の全役抽選のCZ。
「序盤のG数ほどまだ継続が確定していないのでねじり音が鳴りやすい」と考えると、辻褄も合います。

なのでこの妄想に取り憑かれている時は、「鬼門の◯◯ラウンド目だ…このラウンドさえ乗り越えればまたしばらくは連チャンするぞ!」と思いながら、打ったりしています。


仕様妄想まとめ

  • 【妄想1】すべてのBB開始時に裏ストックの振り分けがある

  • 【妄想2】 ラオウバトルパートはCZであり、リプレイやハズレ含む全役で継続抽選している。(継続モードが高いほど弱レア役、ベル/リプレイでの継続抽選に受かりやすい)

  • 【妄想3】実はモンキーターンのようなシナリオ式であり、継続率が低いバトルラウンドがある

繰り返しますが、あくまで"北斗を打ち過ぎたがゆえの変人"による、妄想考察であり、楽しみ方のひとつ(オカルト)であることにご注意ください。


北斗好きには是非読んでおいてほしい記事紹介


最後に、スマスロ北斗好きにとってはぜひ読み込んでおいてほしい記事たちを紹介しておきます。

DMMぱちタウンの開発者インタビュー

バトル中の演出表示がメイン基板で行われていることや、レイ共闘が当初は継続確定ではなかったこと、未遂に終わった「北斗の拳チャレンジ」搭載の話などは、一読の価値ありです。

セガサミーホールディングス株主通信に掲載されている公式秘話

開発や試験、生産や営業現場の話など、リリースに至るまでの道のりをお話されています。
スペックや演出面に関する考察へ繋げれらるような内容ではありませんが、開発現場の苦労が分かる、興味深い記事となっています。


最後までお読みいただきありがとうございました。

他にも、北斗に関するnoteを有料/無料問わず書いております。
お暇な時、稼働のお供に、興味があればぜひチェックしてみてもらえれば幸いです。

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