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組織の価値観はリーダーの価値観に依存する

世の中には、数え切れないほどの組織が存在する。
そしてその組織には、どれも全く同じものはない価値観や文化がある。
価値観や文化に、正解や間違いとかはなくて、むしろどの組織も自分たちの組織文化は優れていると思っているはず。

僕らは正しいと思っているかもしくは、この環境が本当に心地よいと思っているであろう。なぜ急にここまで組織文化と言っているかというと、最近新しい場所に足を踏み入れる機会が多かったからだ。

どの組織もこれまで自分が関わってきたものとは異なるし、今までの価値観が当たり前ではないんだということに改めて気がつく。そしてその価値観や文化は、組織力と大いに比例する。そして、人集めのフェーズでも、「こんな人に来て欲しい!」と、いうのが決まっているのかもしれないが、既にそもそもどんな人がどんな組織に集まるのかは大まかな方向性として決まってくる。どんな人が集まるのか、それh組織の価値観や文化と同じようなものを持ち合わせている人が集まる。大事な大事なヒトという資源が、価値観や文化によって左右されますよということだ。

さらに、この価値観や組織文化というものは、概ね組織のトップに比例するものである。
どういうことかというと、リーダーが横着な態度を頻繁にする人なら組織も横着になりがちになる。
そしてその先の、メンバー達も横着な人が集まってくる。組織全体が横着が当たり前な組織になっていく。こんな流れだ。その横着なリーダーが本当はストイック行動し意思決定に妥協がない組織を作り上げようと思っていたとしても、それは無理な話だ。メンバーは皆、リーダーを見て行動している。リーダーがだらしなさを見せると、ダラダラしたいメンバーは、リーダーがだらけているならば別に良いかとなるし、パキパキ動きたいと思っている人は、このリーダーは少し合わないなと感じて組織から心離れて行く。同じ価値観を持っている人たちは心地よさを求めて寄ってくる。それがたとえ自分が欲しい人材だと思っていないくても。それくらいにはリーダーの責任というものは重いし、リーダーになった瞬間からの自組織内への影響力は凄まじいものがある。

現在リーダーの人や、これからリーダーになる人、そしてリーダーになりたい人は覚えておくべきことだと僕は思う。そしてもっというと、いくら自分が組織の勝つ感や文化を変えようとしても、最終的にリーダーが変わらない場合は努力虚しく組織自体も変わらない場合が多い。4月になり、新しい組織に入ろうとしている人も多いと思うが、そこに友達がいるからだけの情報ではなく、そこにいるリーダーの方はどんな人で、どんな価値観や人間性を持ち合わせているかをしっかりと見極めてからの方が良い。どんな場所でもリーダーというのはこれから少なからず憧れたり、目標として目指したりする人。だからあのいリーダーみたいなリーダーには絶対になりたくないと思うような、反面教師の道なんか切り捨てて、大事に見極めよう。

そして世の中のリーダーはもっと自覚を持っておいたほうがいい。
あなたのレベルがこれからの日本のレベルを決めるんだ。
リーダーとして行動する覚悟を持ち、その行動が全員に見られていることも忘れずに行きましょう。
そしてあなたが望む理想の組織になるために、まずはその組織を作る切込隊長として動こう。

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