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志は育つもの

あなたに志はありますか?
そもそも志とはなんでしょうか?
人によって、あらゆる定義付けがあると思います。

そして志と聞いたら、少し気が引けてしまう人もいるかもしれない。
大きいものを持っていないといけないだとか、立派な志を語れないとダメだとか。
スケールのデカいことを相手に期待されている気がしてしまい、どこか自分でもプレッシャーをかけてしまう。だから志を持っていない人や、持っているのだけれど自信が持てない人は、飲み会で将来のことを語る時にどうしても後ろめたくなってしまうことがあると思う。
確かに、志を高く持っている人たちが世の中にはたくさんいて、その人たちが社会の最前線で声高らかに『志を持とう!』とか言っているので、高い志を持つのが正しいみたいな風潮になっていると思う。

でも、それは少し違う気がする。
大きな志を持つことは大事。でも高くなければいけないのは違う。低くたって良い。
小さな志だって良い。いや、むしろ志に高いも低いも、大きいも小さいもない。
どれも素晴らしい、その人にしかないものだ。

優劣なんかない。
レベルの低いものからで良い。
レベルの低い志を真剣に目指すことで、新たな志に出会う。
そしてまた、次のレベルに、その次はまた上のレベルに。
どんどんレベルの高いものに、スケールのデカいものへと進化していく。
誰もが、最初からどでかい志を持っていたわけではない。
志は育ちます。むしろ育てていくものだ。
小さくて、周りの人に言えたもんじゃないものだったと思う。でもそこから少しずつ、少しずつ階段を駆け上がり、段々と自信の持てるものになっていくものだと思う。

こんなことを語っている僕も、周りに誇れる最高の志を持っているのかというと、そうではない。
まだまだレベルの低すぎるくらいのものだ。まだ僕にはそんなどでかい世界が見えていないから。デカいことを言ったとて、それは口だけになってしまい、自分が心から燃えるようなものにはならない。だから今は、自分の背伸びくらいの目標を立ててる。そして目の前のことに熱狂し、どんどん前へ進んでいく。胸の奥に、くそデカい野望を持ちながら。

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