飲食店における「衛生レベル」を決めませんか?
この記事の内容は飲食店に関わっている人向きとなっていますが、内容は食べ物や調理機材を管理する衛生レベルが誰でも分かる読みやすい記事です。
興味があれば同業者でなくてもぜひご一読ください。
※有料記事になっていますが文章はすべて読めます。
飲食店で働く皆さん。
スタッフ間での衛生管理のレベルが曖昧になってませんか?
例えば「床に置いてあった段ボールをまな板の上に置く」「下に落ちたメニュー表を拭かずにテーブルの上に置く」ことがダメなのは分かると思うのですが、じゃあ「自分の携帯電話をまな板の上に置く」ことはどうでしょうか?
案外この「自分の携帯電話をまな板の上に置く」になってくると意見が分かれると思います。
ジンノの想像では気にせずやっている飲食店スタッフも多いのではないでしょうか?
(もちろんSOHSOHでは禁止行動です)
こういった事例は無限にあって「〇〇はダメ」「▲▲はOK」と事例でルールを決めることは正直めちゃくちゃ難しいです。
ジンノはずっとこの衛生レベルを明確に伝える良い方針がないのか頭を悩ませてきました…
が、やっと思いつきました!
これが一番分かりやすいのかな、と思ってます。
衛生レベル〜安全
その場所にお客様に出すおむすびを置けるかどうか
(安全にお客様に提供できる場所)
衛生レベル〜注意
その場所に自分が食べるおむすびを置けるかどうか
(何かが起こってもおかしくない場所)
衛生レベル〜危険
安全レベル・危険レベル以外のすべての場所
(完全にアウト!この場所に置いたものをそのまま提供するスタッフが居るようなら大問題です!)
「おむすび」はコンビニで買って袋を開けたおむすびを想像してください。
車に乗っていて、おむすびを置きたくて置き場所がなければ最悪自分の携帯電話の上なら置けません?笑
そんなイメージで検証していきましょう。
自分の携帯電話の上におむすび置いても自分が食べるおむすびなら食べられる…
でも、お客様に提供するおむすびとなると話は別ですよね。
となると「まな板の上に携帯電話」は完全に注意レベルです。
もう一個事例を出していきましょう。
例えばお客様に提供するコップの口を下にして保管する場合、そのコップを置く場所に「お客様に食べてもらうおむすびを置ける」かどうかで衛生レベルが計れます。
コップを置く場所に「お客様に出すおむすび」を置けないけど「自分が食べるおむすびを置ける」なら注意レベル。
それどころか「自分が食べるおむすびさえも置きたくない」なら完全に危険レベルです。
即刻考え直す必要があります。
(コップ保存している棚板があまりキレイではないの、実は家庭あるあるじゃないっすか?笑)
飲食店での衛生レベルはこの三段階で十分です。
(いろいろ考えたんですが、これ以上の段階は必要ないと思います。極論を言えば「安全」「危険」の二段階しか必要ないのだけど、それだと即刻危険となってしまって危ないので「注意」をするレベルを設定する必要があると考えました。)
この考え方、めっちゃ分かりやすくないですか?
おむすびが例なので「世界標準」は厳しいかもしれませんが、ぜひ「日本標準」の衛生レベルにしてください笑
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