大きなメロンではなく
今日読んでいた本に、ボッカチオの『デカメロン』が紹介されていた。
『デカメロン』といえば、80年代に流行した少年隊のヒット曲『デカメロン伝説』で覚えた単語であるが、何のことかは知らなかった。大きなメロンではないだろうとは思っていたが、それ以上の興味はもたなかった。
「デカメロン」は“10日”との意味とのこと。
ああ、それで少年隊は「10日間だけじゃ語れやしない」と歌ったのか。
数十年前の断片的な記憶がさっき知った知識と結びついて、はっとした。
いまの気分は、「デカメロン、ワッォー!」だ。
ボッカチオの『デカメロン』は、14世紀のペスト禍を避けるため、都市を捨て田舎にこもった男女が物語を語り合う内容だという。これもはじめて知った。
それなら、最近の世情と関連付けて話題になっていても良いのではとググったら、そういう記事がたくさん出てきた。まったく知らなかった。
どれだけ周りに情報があっても、関心を持たない限りは目に入ってこないのだと、つくづく思う。
さて、「刑事メロン」なんてダジャレを思いつき、もしや私は天才かと思ったが、ちょっとググっただけで似たようなものが出てくるわ出てくるわ。
私の思いつきなど所詮その程度だと思い知らされたのが、今日のハイライト。