ルーズヴェルトゲーム

人は影響される生き物だと思う。
その中でも私は特に影響されている。
中でも芸能の分野からの影響力は大きい。
私の体の80%は芸能から形成されている。

父親がテレビ大好き人間だった影響で、私は昔からテレビっ子だった。
中でも父親はドラマが好きで、保育園児の頃からドラマを見ていた。
保育園児の好きなテレビといえば、戦隊モノやアンパンマンだろう。
周りが保育園でアンパンマンごっこをやっている中、私は「ウォーターボーイズのエンディングをかっこよく決める」という遊びをやっていた。
もちろん他の保育園児はドラマの事なんか知らないので、1人でやっていたものだ。今思えば私の捻れ曲がった性格は、保育園児の頃が影響しているのだろう。
父親のせいである。

そんな昔から沢山のドラマを見てきた私だが、今日紹介したいドラマがコレだ。

「ルーズヴェルトゲーム」

偶々、偶々今日1話を観たので紹介したいと思う。
他にも好きなドラマは沢山あるのだが、今日偶々観たから紹介する。

このドラマは安っぽさが一切ない。
スポーツドラマにスポーツシーンは欠かせない。
同じ野球ドラマで言えば、同時期にやっていた「弱くても勝てます」の野球シーンは酷かった。本当にド素人の野球演技。ユニフォームも着こなせていない。いかにも日テレが作ったドラマだな。という感じだった。

しかし、ルーズヴェルトゲームの野球シーンは美しかった。
野球経験者の俳優さんをキャスティングしたらしく、所々の野球のプレーですら涙が出てくる。野球の美しさをドラマとして表してくれていたドラマだった。

1話を観ただけなので、まだあまり思い出せてない部分もあるが、やはり池井戸潤先生のドラマの「逆転」が起きる展開は、観ていて心のカンフル剤になる。
それも、TBSのドラマ制作班が作ってくれているから、あれだけ心に響くのだろう。

私が思わず観てしまうドラマは、品があるドラマだ。TBSのドラマは美しいドラマが多い。美しいドラマの共通点には「音楽の良さ」がある。

ルーズヴェルトゲームの音楽を担当は、服部隆之氏。
彼の作り出す音楽が、私は大好きだ。

ドラマの緊迫感や感動を引き出す音楽は、流れるだけで鳥肌が立つ。
ドラマを見終わって、サントラを聴くだけでドラマのシーンが頭の中で流れ出す。
そしてまた、涙する。この瞬間が私はたまらなく好きだ。

もし今後ドラマを観るときは、音楽を担当しているのが誰かを確認してみて欲しい。
服部さんはもちろん、沢山の名音楽家が日本のドラマを支えている。


あなたには、好きなドラマがあるだろうか。
あればその理由とともに、教えて欲しい。

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