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急性腰痛への鍼治療

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こんにちは!陣内(@jin_anzu)です。

今回の記事は『急性腰痛への鍼治療』について解説していきたいと思います。

急性腰痛は鍼灸臨床で多いですよね。いわゆるぎっくり腰というものです。

毎年この時期(年末年始)はぎっくり腰が多くなるような気がします・・・

何年かに一回は年末最後の日を延長してぎっくり腰の方の施術をすることもあるぐらいですね。

今回の記事は動画ベースではなく書いていきたいと思います。


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急性腰痛って?

ぎっくり腰持ちの方にはこの画像でも恐ろしい気持ちになりますよねw
それぐらいぎっくり腰の痛みは非常につらい症状です。

まずは急性腰痛の言葉の定義から確認していきましょう。

腰痛診療ガイドライン2019 改訂第2版では次のように定義されています。

以下のように腰痛を定義する. ●部位:体幹後面に存在し,第 12 肋骨と殿溝下端の間にある,少なくとも 1 日以上継続する痛み. 片側,または両側の下肢に放散する痛みを伴う場合も,伴わない場合もある. ●有症期間:急性腰痛(発症からの期間が 4 週間未満),亜急性腰痛(発症からの期間が 4 週間以上, 3 ヵ月未満),慢性腰痛(発症からの期間が 3 ヵ月以上)の 3 つに大別される. ●原因:脊椎由来,神経由来,内臓由来,血管由来,心因性,その他に定義される.具体的な原因は, 以下の 3 つに大別される;重篤な基礎疾患(悪性腫瘍,感染,骨折など),下肢の神経症状を併発 する疾患,各種脊柱構成体の退行性病変(椎間板・椎間関節変性など).
腰痛診療ガイドライン2019 改訂第2版

と書かれています。

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