鍼灸臨床でよく診る臨床所見を考える~ペインフルアークサイン~基礎編
こんにちは!陣内(@jin_anzu)です。
今回は「鍼灸臨床でよく診る臨床所見を考える~ペインフルアークサイン~基礎編」についてご紹介していきたいと思います。
皆さんも臨床の際様々な徒手検査や徴候などは確認している事だと思います。
ただこれらの徒手検査なども
○○テスト陽性=○○
というのは短絡的だと思います。
そもそも私たち鍼灸師には診断権がないのはご存じだと思います。
ではなぜ行うでしょうか?
精査鑑別
これは当然必要な事です。
そもそも論として施術を行っていいものなのかを判断する事はとても大事な事だと考えます。
しかし、それだけでは臨床上では足らないと思います。
もう一歩踏み込んで考えられると徒手検査などが鍼灸臨床に繋がってくると思います。
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今回は論文やエビテンスに沿っていない部分もあります。
経験的に私自身の意見も多分に含まれるため「思います」、「考えられます」という表現が多くなります。
全てを鵜呑みにしないでご自分でもう一度考えていく事が重要になると思います。
それでは内容にはいっていきましょう♪
ペインフルアークサイン
ペインフルアークサインは外転初期には疼痛が再現されず60~120°で疼痛が出現し約120°以上では疼痛が消失すると陽性と判断する。
おおよそこのように記載されているものが多いと思います。
陽性が確認されると棘上筋損傷や肩峰下インピンジメントが考えられるというのが教科書的な所だと思います。
ここを少し深ぼっていきましょう。
まず臨床的にペインフルアークサインが陽性の場合他動的に動かすと関節可動域に問題がある事は少なく、疼痛の出現も起こらない事が多いです。
となるとやはり考えられるのは「筋機能の問題」という事が考えれます。
さらにいうと筋機能の問題を起こしているものは肩峰下で何かしらのストレスにさらされている事も考えられます。
ここで肩峰下で起こるストレスの原因を整理していきましょう。
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