誘惑の階段
こんばんわ。夢見てました。神明です。
その昔の神明は、大学生時代に下宿屋で最初の1年間過ごしておりまして、残りの3年間はアパートで一人暮らしをしておりました。
あれから幾星霜。
夢うつつの中であの頃の記憶が蘇ります。
それは大学一年生のある日。
夏休みになると帰省する学生も多いと思いますが、当時その下宿屋で、神明は夏休みに入っても帰省せずにひとり残っておりました。
ある夏の晩の事、しん…と静まり返った下宿屋で。。
トントン…と神明の部屋のドアがノックされます。。
うっ…これ、誰もおらんはずなのに…ヤバいやつちゃうのん…
だけども、少年時代にエクスカリバーを抜いて勇者の称号を手に入れてる神明は、果敢にも「はい」と返事をして部屋のドアを開けます。
ドアを開けると、下宿屋の管理人のおばあさんが立っておりました。
ピンクのネグリジェ姿でカステラを持って。。
歴戦を重ねたであろう乳房が透けておりましたが、そこは勇者なのでスルーしておきます。
「あんた、ほれ、カステラ食べなさい」と手に持っていたカステラを差し出す管理人のばあちゃん。
ひとまず受け取ると、ばあちゃんは俺の部屋に入ってきてしまいました。
おっと…ばあちゃん…うかつにメンズの部屋に入ると後の事は知らんぜ。
19歳の俺と、推定70歳のピンクのネグリジェ姿のばあちゃん。
そしてしばし歓談タイムに入ってしまいます。その間、ネグリジェから透ける下着とノーブラの、歴史を感じる乳房。俺はいったいどうしたらいいのでしょう。
ひとしきり話し終わると、ばあちゃんは満足したのか自分の部屋に帰って行きました。
その数日後、ばあちゃんは再度俺の部屋に来ました。やはりネグリジェ姿で。
たしかメロンとか持って来てくれたはず。
ばあちゃんよ。今頃はさすがにこの世にはいないのかもしれないが、なぜ透け透けのネグリジェで来たのか聞けないままだったな。
まー聞く必要もなかったんだが。
ん?オチなどないよ。
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