簡単な話 夜更かし

 夜更かししてしまうのはその日一日の充実感が足りず、それを取り返そうとするからだ、と昔聞いたことがある。そうだと思う。現に今この文章を書いているけれど私にとっては夜更かしをしている状態だ。特に話題がなくてなに書こうかなーと思ってたら遅い時間になってしまった。こんなことが私はよくある。小学校の宿題のときもそうだ。やりたくないなーと思って先延ばしにした結果遅い時間にやる羽目になる。人生で幾度も同じようなシチュエーションがあった。そしてどの状況でも夜更かしはいい結果につながらない。だいたい次の日に出来上がったものを見ると完成度が低かったり中途半端なものだったりする。そして結局やり直すはめになる。また、一日何もせずぼーっとしていてふと気がつくとこんな時間…みたいなこともある。そして焦ってその無駄を取り戻そうと何かし始めるけれど中途半端になる。
 しかしじゃあ、思い切って寝てしまおうとすると横になってから本当にほっといていいんだろうか、とか、今日なんもしなかったなあ、とか色々悩んでしまい中々寝付けない。そして気がつけば夜更かししても変わらなかったのでは?みたいな時間になる。つまり夜更かしして何かをするというのは安心感を得るためだけの行為になることだ。安心できればいいから効率や質は関係ない。なるほど、そういうことだったのか。
 ここまでわかった時点でまたもっと遅い時間になってしまった。この文章を読み返すことは無いだろう。このnoteは目的は果たした。もう寝よう。

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