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急行「大社」(1978年10月)

1978年10月の時刻表から。
名古屋を9時30分に出る急行「大社」です。

名前からして、出雲大社に行く急行なのは推察できますが、どこからどの経路を通っているのかはさっぱりわかりません。

時刻表です。(以降すべて「交通公社の時刻表 1978年10月」より引用)

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名古屋9:30発で、大社20:23着。
出雲市から大社は普通列車になります。
運行時間10時間53分という長距離列車です。

大回りの経路

名古屋発大社行き、となると、「京都から山陰本線?」「姫路から播但線?」「岡山から伯備線?」と思うところです。

しかし、この急行「大社」は米原から北陸本線に入って、小浜線・舞鶴線・宮津線を経由し、豊岡から山陰本線に入ります。相当大回りしています。

米原〜敦賀(北陸本線)

行き先の「大社」が一際異彩を放ちます。

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敦賀〜西舞鶴(小浜線・舞鶴線)

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西舞鶴〜豊岡(宮津線)

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豊岡〜米子(山陰本線)

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米子〜出雲市(山陰本線)

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出雲市〜大社(大社線)

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大社まで行かない系統がある

さらりと流した小浜線のページに「福井発1026」「福井発の車両は天橋立まで連結」の記載があります。

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ここでもう1ページ。

福井〜敦賀(北陸本線)

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確かに、北陸本線 福井始発の急行「大社」が記載されています。
しかし、この列車の行き先は「天橋立1346」とあります。

「名古屋〜大社」の系統と、「福井〜天橋立」の系統があり、「敦賀〜天橋立」の区間で併結しています。
しかし、出雲大社まで行かないのに、急行「大社」とはこれいかに。。。


この頃の時刻表、国鉄時代ということもあってか、面白い経路の列車が多数あり、読んでいて非常に面白いです。

載せてたページの中にも、急行「さんべ」(米子〜博多)、急行「ちどり」(米子〜広島)あたりも気になるところです。

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