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書評:比べてわかるIaCの選び方(クラウドネイティブIaCストーリー)

2021年7月11日に技術書典11に行ってきました。


そこでの戦利品。

比べてわかるIaCの選び方(クラウドネイティブIaCストーリー)です。
(イラストがかわいい。。。!)

IaC(脚注)で、Terraformは使ってますが、新しいプロジェクトでIaCを考える際に盲目的にTerraform使おうとしたら、「技術選定した方がよいのでは?」と指摘を受けまして。

その他のIaCというと、CloudFormation、AWS CDK?
AzureだとARMテンプレート?
CloudFormationはデザイナからちょっと使ってみようとして断念した過去あり。AWS CDKは勉強会で話を聞いたことはある、程度の認識でした。

ヒヨコが最初に見たものを親と思って懐くように、最初に出会った技術にIaCがTerraformで、それがデファクトスタンダードでもあるので、「技術選定って言ってもなぁ。。。」と思っていたのです。

ふらりと行ってみた技術書典で、そんなモヤモヤ感を吹き飛ばしてくれる本が置いてました。

「アライとウマカツ」さんの「比べてわかるIaCの選び方(クラウドネイティブIaCストーリー)」でした。

記載されているのは、以下4つのIaCサービス。
- CloudFormation
- AWS CDK
- Terraform
- Pulumi

(Pulumiはこの本を読んで初めて知りました)

それぞれのIaCの概要・基本編・応用編に加えて、オススメポイントが書かれており、とても参考になりました。

特に、CloudFormationは、食わず嫌いだったのですが、「CloudFormation Resource Import」「Former2」の存在を知り、使ってみようと思いました。
(メインはTerraformになると思いますが)
ドリフト検出とか便利な機能ですよね。

そして、選び方やユースケースまで書かれていて、モヤモヤが吹っ飛びました。
知りたかったのはこれなんだよなぁ、と。

よりよいIaCライフを送っていけそうです。ありがとうございました。

※IaC
Infrastructure as Codeの略。
手作業でぽちぽち設定作業やってると、ミスってもどこでミスったかわからんし、いつからそうなってたのかもわからんし、別の環境作る時の再現性も怪しい。(手順書作ってそれ通りにやるのが正しいと思いますが)
じゃ、コードで管理して、それを設定に反映できれば便利だよね、ということで使われているのがIaCです。テキストベースのコードだからGit使えば管理しやすく、いろいろ幸せになれます。

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