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🎬日常で感じる気づき

STABND BY ME

※ネタバレあります

過去に兄を亡くしていている主人公ゴーディが親友クリスと、テディとバーンと言う仲間と共に、行方不明の子供の死体を探しに行く物語。1時間半のほとんどを4人がばかしたり、真面目になって話しながら歩いてます。

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名作と言われるスタンドバイミー。

名前は知っていたけど、実は21歳の今日までどんな内容かすら知らず、名作って言われてるし見てみるか〜な勢いで見てみました。

見終わった瞬間の感想は、「みじかっ!」

・・・ごめんなさい。本当にも内容もあらすじも、何にも情報を得ないまま見てしまい、私自身の勝手な名作のイメージからでた正直な感想がこちら。

映画自体が約1時間半と、実際に短いのですが、映画でよくある大きなどんでん返しや衝撃がなかったのでそう思いました。どんな内容かも知らなかったしね。

でも名作と言われる理由がわかる。気がする。

大きな事件があるわけでも、すごい心が温まるわけでもないのにわかるんです。

なんだろう。

死体を探しに行ったり親友のクリスも死んでしまったりという普通なら事件性のあるストーリーの中で一番感じる ”日常”。

生きてる中でほとんどの人が経験することのないようなストーリーの中でも感じるノスタルジックな雰囲気と、自分に置き換えて見てしまう物語。

自分を認めてくれている数少ない存在、すごく仲が良かったけど生活が変わる過程で合わなくなった友達、争い用がない大きなもの、それに逆らう心の抵抗。

今の自分にも充分なほど重ねて観る事ができました。

Stand By Me=「そばに立ってて」 まさにタイトル通り。

このタイトル本当にすごい。1時間半のこの映画のストーリーを一言で表しちゃってるんです。素人ながらすごく感心しちゃいました。

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Stand By Meを一番感じたシーン。偉大な兄でなく自分が死んでいればよっかったと感じる主人公ゴーディに語りかける親友クリス。

顔に負けないクリスの強く優しいかっこよさ。良いとはいえない環境の中で育ち、ガキ大将的な立ち位置のクリス。それでも序盤から感じる彼の頭の良さと強い優しさ。やっぱり彼は凄かった。

クリスがカッコ良すぎてクリス役のリバー・フェニックスさんを調べたら亡くなっていました。なんか出会ってまもないのにショック。彼の映画探してみてみよう。


そして原作者のスティーヴン・キングさんは私の大好きな『ショーシャンクの空に』の作者さんだったんですね。

普段あまり出演者や作者に目を向ける事がなかったのですが、これを機に沢山知ろうと思いました。

公開: 1987年
監督: ロブ・ライナー
原作者: スティーヴン・キング