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カラーコーディネーター検定アドバンス勉強|重要事項まとめ③🐨


🐨12🐨『プロダクツの色彩的特徴』

■プロダクツにおける色彩
◎アイキャッチカラー
∟人目を惹く色。印象に残る色。
◎No Color is New
∟色単体で新しい色はない。配色商品質感の組み合わせである。
◎コラボレーション(共同開発)
◎デザインクオリティ・マネジメント
◎デザインとは優れたビジネス戦略の一部
◎グローバル標準化の困難さ、色はローカルな嗜好
◎脳の充足感や飽きへの配慮が必要
◎カラーアベイラビリティー(設定色、選択肢)

■プロダクツカラーデザイン
◎バイオミミクリー
∟生態系を模倣したデザイン
◎カラートラベル効果
∟見る角度や光の当たり方で色相が変化する
◎企業としてのデザインマネジメント
∟パッケージ、広告、販促、店舗デザインまで管理する(ヱスビー食品)
◎生産流通販売消費者のつながりを含めたデザインが求められている


🐨13🐨『環境色彩』

美しく個性ある街を作るための環境色彩計画

■建築環境
◎景観法
∟2005 景観の保全・整備。
◎カラーコンディショニング
∟色彩調整。建築物を計画的に色彩する。
◎スーパーグラフィック
∟1960 外壁を鮮やかな色彩で彩色
◎色彩の地理学
∟それぞれの地域にそれぞれの色がある。環境色彩計画を推進。


🐨14🐨『効果的なプレゼンテーションを生み出すカラーコーディネーション技術』

スライドや印刷物のデザイン制作における効果的な表現技術

 ■ビジュアルコミュニケーションとスライド作成
◎ビジュアルコミュニケーション
∟写真、絵、図、映像などを用いた視覚的な情報伝達
◎グラフィックデザイン
∟紙などの平面に文字や図、写真イラストでメッセージを伝える
◎デザインガイドライン
∟一貫したスタイルにまとめる為に色数やトーンなどを事前にルール化
◎コントラスト
∟視認性と可読性を高める

 ■グラフィック制作物におけるカラーコーディネーション
◎RGB
∟赤緑青3つの光の加法混色
◎CMYK
∟シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの減法混色
◎カラースライダー
∟PC上でカラーモードを変換するツール
◎プロセスカラーチャート
∟CMYKの濃度変化による印刷色が一覧できる色見本帳


🐨15🐨『近現代のデザインとカラー』

近現代のデザインやカラーの変遷を学ぶことで、社会やニーズの変化に対応する考えを身に着けることにつながる

 ■19世紀~20世紀初頭、産業革命、中流階級の誕生
◎オートクチュールの始まり
∟体系に合わせて仕立てるシステム
◎アーツ・アンド・クラフツ運動(1880-1916)
∟ウィリアム・モリスらが欧州各地に影響を与えた芸術運動
作者の知名度を高め、手工芸の復興を奨励、装飾芸術の地位を向上させた
アールヌーボー
∟生活に自然を取り入れ、生命力を感じさせる形や色を求めた芸術運動
◎グラスゴー派
∟曲線的なデザイン、19世紀末に活躍したデザイナー
◎ゼツェッション(分離派)
∟G.クリムトが中心の芸術運動。官能的、退廃的。
オットーワグナーはモダンデザインの先駆け、新素材で直線的。
◎ウィーン工房
∟J・ホフマンとK・モーザーが設立。工芸家具書籍。
テキスタイルデザインは多くの影響を与えた。
◎異国趣味と強い色彩
∟20世紀初頭、西洋以外からの影響を受ける。フォービスム、バレエリュス等、画面を色彩の秩序として創造する(野獣派、脱自然派)
◎機能主義の始まり
「形態は機能に従う」「オーガニック建築=時間場所人間に適切な建築」
◎工業デザインの始まり
∟ドイツ工作連盟、芸術と産業と手工の共同、実業活動の質向上

■抽象、前衛、アールデコ、モダンデザイン
◎未来派
∟伝統主義の否定、機械的とスピードを賛美
◎ブルームズベリー
∟文筆家と美術家。前衛的色彩家具の提唱。
◎アールデコ様式
∟直線、ジグザク、幾何学柄、
◎モダンデザイン
∟1910-機能性、合理性を重視し装飾を排除したデザイン
◎インダストリアルデザイン
∟1919初めて使われた言葉(ジョーゼフ・サイネル)
◎新しい機能主義
∟第二次大戦以降、ウルム造形大学開校。生産過程で実践するデザイン。
◎ミニマルデザイン
∟必要最低限。
◎ポップデザイン
∟大量消費、大量生産、大衆の為のデザイン

■価値観の転換、ポストモダン、ニーズ対応、創造と調査
◎省資源・安全
∟1973エナジークライシスから価値観の変化
◎ポストモダン(脱構築デザイン)
∟デザインはいずれ客観的に正しい結論に収束する→主観的で自由な価値を認め、多方向に拡散する(多様性、装飾性、過剰性)
◎嗜好の分化と画一化
∟多様性を受容する一方、同調欲求・差異化欲求


🐨16🐨『ファッションカラーの変遷と時代背景』

色彩は、感情効果、嗜好が強く表れる媒体。色彩の変遷には、人々の欲求、生活意識が反映されている。

 ■戦後~1950
◎船来物の色が人気、欧州へのあこがれ
◎戦後のアメリカンルック
∟現職人気(フレームレッドとビリヤードグリーン)
◎1950年シネモード「モーニングスターブルー」
∟単色使いが人気、映画女優が着用した服から出る人気カラー
◎50年代の好景気、新時代の明るさを求めるカラー
∟ライトカラー、ブライトカラー

 ■高度経済成長と原色の時代1960~
◎シャーベットトーン🍨
∟PCCSはほぼライトトーン(62年婦人服で発表)
◎ピーコック革命
∟男性ファッションのカラフル化
◎サイケデリックカラー(サイケカラー)
∟幻覚的な極彩色の多色による原色調の色使い
◎ヒッピールック
∟伝統的価値観から脱する志向性、自然回帰、放浪、ノンルール

 ■1970年代~
◎自然志向、保守的、生活者主導型市場
∟公害等の社会問題による、自然素材重視志向
◎ベーシックカラー
∟白黒茶紺ベージュグレー
◎アースカラー
∟地球の大地を思わせる色
◎ヒーリングカラー、エコロジーカラー
∟自然環境や生態系を保全する、ベージュ、ブラウン
◎ナチュラルカラー
∟自然な雰囲気の色、色域は広範囲
◎白とパステルカラーも人気
∟シンプルさと軽快さを感じさせる

 ■2000年代~現代
◎レイヤードファッション
∟重ね着ファッション
◎強いエコロジー意識、ロハス(LOHAS)
∟健康で、その環境などが長く持続することを尊重する生活様式

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