【人事組織のお悩みラジオ】#03『就活生です。内定をもらえません。アドバイスください!②』
こんにちは!
前回に引き続き、内定を勝ち取るポイントを考えてみます
2、どこで落ちたのかを分析し、原因を探るべし
履歴書で落ちるのか、集団面接で落ちるのか、個人面接で落ちるのかによって対策は異なると考えます。
まず履歴書で落ちるということは、そもそもお呼びでないレベルの会社を志望したか、しっかりと情報が記載されていないだと思います。後者をケアするには就職活動がうまくいっている友人や先輩、就職課の職員に一度目を通してもらうことです。
顔写真で落ちるはないと考えたいですが、きちんとした写真館で撮ってくださいね。面接官が得られる事前情報になりえますから、顔写真の印象って結構大切です。元気でやる気に満ち溢れている風にみせるのもプロの技術なので、アナウンサーやCA志望の学生が取りに行く写真館がおすすめです。クマは顎をシャープに補正しすぎて、もはや詐欺だと言われました。(でも内定はもらえましたよ)
集団面接で落ちる場合は、とにかく1問1答を作るなど事前準備を怠らないことです。正直、業界1位-3位くらいに内定する学生は集団面接では落ちません。集団で面接する理由は、母数を効率的に絞るためです。どうやって絞るかというとマイナス査定だと思います。企業が設定した最低限の基準に満たなければ落としていきます。その基準がめちゃくちゃ高いことはめったにありません。光る原石を見落としてしまうリスクがあるので、ある程度多めに通過させるはずです。複数の会社で集団面接で落ちるということは、他の学生と比較しても致命的に届いていない項目があるはずです。それを見つけて対策することです。1番良いのはやはり誰かに模擬面接をしてもらうことです。できれば自分の面接を録画してもらうと、いかに自分が挙動不審で自信なさげに見えるかとか、予想以上にしゃべるスピードが速い、とか、暗記した内容をただ喋りつくしているだけやん…とか色々ショックなことが見つかると思います。逆に大半の学生は客観視をしないまま面接に臨むので、ここで癖を見つけて修正できれば大きく差をつけられます。
一方で、個人面接はあなたの長所を見つけるための面接です。ここまで残った人は人事部も慎重に扱います。人事部採用担当のミッションは計画通りの人数を採ることと、できれば経営ボードのお眼鏡にかなう人材を最終面接に送ることです。だからここからは人事採用担当はあなたの味方です。次の面接に申し送りをするときに、この学生はこの前の個人面談でこういう強みがあって~とアピールしてくれるかもしれない存在です。聞かれることなんてそう多くないので、論理的に、堂々と、そこの会社で働きたいパッションもそえてアピールしてください。正直、ここまでくると面接官との相性とか、その年とくによくみたい素質や項目等によっても、合否結果が左右されると思います。あとは運の女神に任せると考えたほうが、健全な精神で就職活動を続けられます