人事部長その18〜就職活動編③〜
ESについて。
エントリーシートで落ちてしまった。
コロナ禍の就職活動では、なおさら
そう言うことも多いだろう。
企業側のエントリーシート選考のメリット。
それは沢山くる応募者を一気に絞れる。
ディスカッションや面接まで
手をかけずに応募者を厳選できるのだ。
もちろん多くの企業は
学生の経歴や自己PR、志望動機を読んで
しっかり気持ちが伝わって来た学生を
通していることでしょう。
が、学歴や住んでる地域、引っ越せるかどうか
などなど書いてあることを参考にしないはずはない。
求める人物像とは
パーソナリティだけではなく、
【どれだけ企業に都合よく働けるか】
ということも含まれるのだ。
応募者が多ければ多いほど、エントリーシートでの
選考はその会社の基準でしっかりバッチリと
厳選されることでしょう。
でも僕が働く会社は人気のある企業ではないので
応募学生と基本的には全員、次の選考へ案内している。
そう。
エントリーシートの基準は
『こうしておけばよい』
『これを書けば必ず通る』
なんて決まりは全くない。
だけど
ネットに書いてある通りに
自己紹介や志望動機を書いても
『内容が薄っぺらい』
と、言われて添削される。
平均的な最低限のフレームは→はみ出ることなく。
かつ内容が濃いもの。。。
。。。書けるかー!!
そんなあなたにアドバイス。
自己PR、志望動機、強み弱み。
エントリーシートの3大定番。
その中に【具体的なエピソード】を入れてください。
たまたまエピソードがある人はラッキー。
『中学生の頃に初めてお店に行って。。。』
『小さい頃から母に連れられて。。。』
『友人と仲良くなったきっかけが。。。』
その企業に関わることが
すでに経験値としてあれば
それを積極的に書いてみよう。
でも、僕は15社受けようと思ってて
そんな都合よく15パターンもエピソードが
ありません。。。
そりゃそうですよね。
そんな時は、エピソードを作りましょう。
作るって、嘘書くことじゃないですよ。
以前の投稿でも書いた【行動】
※その17参照
企業研究の中で
行動して感じとったことを具体的書いてみよう。
いつ、どこで、誰が、何を、どうやって。
5W1Hをしっかり使って。
就活するまで知らなかった。でも良いのです。
それはもう、立派なあなたの
オリジナルのエピソードです。
そんなことで良いのか?と、思うかも知れません。
でもそれはちゃんとしたアピールになっています。
企業側は『わざわざ貴重な時間を使って【行動】してくれている』と言うあなたの熱意を感じ取ってくれるでしょう。。。
『必ず通る書き方』と言いたいところですが
断言できずにごめんなさい。
でも『熱意の伝わる書き方』であると思いますよ。