【社員インタビュー#11】子どもたちに胸を張れる仕事を~家族と共に成長するキャリア~
この記事は、2021年3月15日に採用オウンドメディアKyookanサイトで公開されたものです。
京進で働く社員に、自身のキャリアについてお話を聞いていくインタビューシリーズ第11弾です!
今回は、現場の教務職としてご活躍された後に、結婚・出産を経てキャリアアップされている、教務部の小中教務課 係長、遠藤 美沙さん(鳥取県出身)にお話をお伺いしました。
2000年 小中部 教務職として新卒入社
2002年 小中部 校長
2005年 教務部へ異動 主任→係長
(現在までに2度の産休・育休を取得し、現在も時短勤務中)
①新卒入社されてからのキャリアを教えてください。
2000年に京進に新卒で入社し、小中部教務職に就きました。1年目は生徒たちの志望校合格のために、1日も早く教務力をつけるよう心掛けていました。2年目は校舎勤務に加え、教科委員としてテスト作成などのお仕事に携わり、教務面で更に経験を積ませてもらいました。3年目に校長に昇格し、校舎運営を任されました。5年間の教務職・校長としての経験を経て、6年目から教務部に在籍しています。
3年目で管理職に就く際は不安がありましたが、当時の上長に、社会人として「人を育てる」役割を担うことは大切だと、背中を押していただきました。校長として、生徒だけではなく職員や講師もまとめる立場になり、大きな壁にぶつかりました。それまでは何でも一人でやろうとする性格でしたが、ひとりの力には限界があると感じ、「まわりの人に助けてもらうこと」「信じて任せること」を学びました。良いメンバーに恵まれ、大変ながらも楽しく仕事をさせていただきました。今となれば、若い時にチャンスを頂けて非常にありがたかったと思います。
②キャリアチェンジのきっかけは何ですか?また、子育てとお仕事の両立についても教えてください。
教務部への異動を希望したわけではなかったのですが、教科委員としてお手伝いした経験もあり、また当時は将来を考え、長く勤務して貢献したいと思っていたので、良いチャンスを頂けたと思っています。教務部では、英語や国語の教科担当を経て、現在は成績処理やテスト作成など、各教科にわたるお仕事をしています。
その間に結婚し、2度の産休と育休をとりました。現在子供が11歳と7歳なので、今も時短勤務を継続しています。
しかし、一度目の復職時は「今まで通り働けないのではないか」「自分を必要としてもらえるのか」と不安でした。また、小さな子供は想像していたよりも頻繁に体調を崩すので、その度に私自身も風邪をもらって…と大変な日々でした。そんな時も、上司をはじめとする職場の皆さんのサポートや理解があり、たくさん助けていただきました。ご迷惑をおかけしながらですが、本当に恵まれた環境で働かせてもらっています。職場の皆さんの理解と、家族の協力があり、子育てと仕事を両立することができています!
③子育てとお仕事を両立する中で、一番印象深いことを教えてください。
長女が小学1年生の時、突然「お母さん、お仕事辞めることできる?」と聞いてきたことがあります。その時は、あまりの衝撃に「お母さんが仕事辞めたら、好きなものも買ってあげられなくなるよ」と冗談めかして返しておきました。でも数日後に「何も買ってくれなくていいし、辞めることできる?」と改めて言われ、胸を突かれました。子どもが本気で想いをぶつけているので、私自身も中途半端ではなく、本気で向き合い、話をしなければいけないと思いました。
まず、なぜ自分が仕事をしているのか、≪お母さん≫としての役割だけでなく、≪社会≫の中でも「人の役に立ちたい」という気持ちを伝えました。そして何より、今の仕事が大好きで楽しいから私は仕事を辞めたくないと、娘に真っ直ぐに伝えました。100%理解したかは分かりませんが「そっか、わかった」と言い、それ以降は一度も言いませんでした。そんな長女が今では、夕飯のお手伝いなど家事を助けてくれて、どんどん成長しています。
仕事を続けていく上で、娘の理解はとても大きかったですし、自分の仕事ややりがいを見直すきっかけにもなりました。仕事が大変な時にも「あの時、娘に言ったことに対して胸を張れないといけない。子どもが理解してくれて、私は働かせてもらっている」とよく思い返します。自分で選んだわけではないのに、その環境を受け入れて成長している子どもたちには、感謝しかありません。
④これから入社される方へ、または子育てをしている後輩たちへ一言お願いします。
入社当時から比べると、今は子育てをしながら活躍されている方がとても多いので、多様なキャリアが見えると思います。京進には、子育てをしながら仕事を続けられる文化があることを、まずは伝えたいですね。また男女関係なく、育児や介護など色々なライフイベントがでてくるかと思いますが、福利厚生もしっかり整備されているので、フレキシブルな働き方ができる会社であることも知ってもらいたいです。
私は元々「先生」になりたくて京進に入りましたが、今は全く違う仕事をしています。でもそれが楽しい・面白いと感じています。もし学校の先生だったら、その面白さはわからなかったと思います。若い時は、自分のやりたい仕事から離れた時、寂しさや抵抗を感じるものです。私の場合は「先生と呼ばれなくなった時」がそうでした。しかし、こうして色々な仕事を経験させてもらえることは、すごく面白く魅力的です。幅広い事業を展開している京進ならではの強みだと思います。変化を楽しむ気持ちはとても大切だと思います!
⑤今後の抱負や目標、未来のキャリアを教えてください。
今まで20年程、会社に育ててもらい、今からどんな恩返しができるのだろうかと考えています。これまでは、与えられた仕事をしっかりと進めていく感じでしたが、これからは若い後輩たちやスタッフさんたちを育てることが、私のミッションになっていくと思っています。私自身、経験した部署は少ないですが、市場の変化に伴って仕事の内容はどんどん変わっています。時代の流れをきちんと感じ取りながら、教務部のミッションである「現場支援」を遂行し、生徒たちの学力向上や志望校合格に繋げていくことに更に貢献していきたいです。 今後もし違う部署になったとしても、これまでの経験を活かして会社の役に立ちたいと思っています。
そして、私自身も自分が理想とする「ステキな大人」になることが目標です!子供たちの成長に恥じないよう、自ら努力し成長していきたいと思っています。
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