受け取り下手は、胸をさすれ
「私は受け取るのが下手で」
そんな話し、よく耳にします。数十名はいるセミナー・講演会に参加すれば、お一人位はそんな質問をされますよね。親切にされたり、好意や厚意を示されたりするのが苦手ってことでしょうか。あるいはそもそもそんな事を滅多にされない、という意識でいるのかもしれませんね。男性だと「誰も自分のことを愛して（認めて）くれない！」という叫びになりがち＾＾；
僕もこういう課題はあります。小さな頃から。
小学校低学年の頃に、何かのお祭りかな～木製の大皿にてんこもりの飴が盛ってあり、男性が「飴あげるよ～」と声を張り上げていました。子ども達が群がって、飴を取っていきます。
ぼーっと眺めていたら、うちの母親が「ほら、取ってきたら」と促したので近づくと、色とりどりの飴。僕は好きな飴を見つけました。バターボールです。これが子どもの頃は好きでねぇ。今でも売っているのでしょうか？ もう３０年以上見かけた記憶がありません。
それはともかく僕はバターボールをひとつ取り、母のもとに戻りました。母や叔母から、「なんでもっといっぱい取って来ないの？ ほら、みんな両手いっぱいに取っているのに」と苦笑いされました。
「もう一度行ってきたら？」
「いや一個でいい」
そうつぶやきながら、あらためて子ども達をながめると、確かに両手いっぱいにつかみ取っています。多くの子が、うわーっと叫ぶような声をあげながら。
僕はバターボールを舌で転がしながら、なぜもっといっぱい取っておかなかったのだろう？ という後悔と、恥ずかしい奴らだという見下した気分と、やっぱりバターボールは味が濃くでおいしいという喜びを、口の中で味わいました。
今でもこの性格、そんなに変わっていません。
僕はバターボールは欲しかったけど、他の飴はそんなに欲しくなかった。すごく欲しいものだけ受け取りたいのです。ワガママなのかもしれませんね😆
おっとスピリチュアルな事も書かないと。
受け取るのは第４チャクラ（ハートチャクラ）の機能です。愛情を感じる時というのは、だいたいハートチャクラに風がとおります。「なんか胸がスースーする～」って。
言葉と愛情は必ずしも対応していません。特に大人になると「反比例しているんじゃないか？？」という位に裏腹になります。それが愛なのか下心なのか、言葉から判断するのは難しいということですね。
そこで第４チャクラ。ハートチャクラを発達させれば、愛を感じるセンサーが働きますよ～
なので受け取り下手だと自覚がある方は、胸を丸くさすってくださいね。胸と背中に息を通し、開きます。胸を開き、肩甲骨を開く。ゆる体操なるメソッドに、胸フワ背フワ体操とか、息スーハートロトロ体操なんてのがありますが、効果あると思います。肩や背中のこっている人は、整体などでほぐしてもらうのもいいですね。
胸と背中がまろやかになれば、受け取り下手は解消されていますよ～
さぁ、ハートに風を通しましょう！
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