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神秘に包まれる鎌倉・佐助稲荷神社:出世稲荷伝説の軌跡

鎌倉の静寂に包まれた森の奥深く、まるで時を超えた異世界へと誘われるように佇む神秘の社。

それが佐助稲荷神社です。

鳥居をくぐると、無数の朱塗りの鳥居が幻想的な光景を作り出し、まるで異界への門をくぐるかのような感覚を覚えます。

静けさの中に響くのは、木々のざわめきと、かすかに聞こえる鳥のさえずり。

ここは、源頼朝が運命の導きを受けたとされる伝説の地でもあります。

平治の乱で敗れ、伊豆へ流された若き頼朝が病に伏していたある夜、「かくれ里の稲荷」と名乗る白髪の翁が夢枕に立ちました。

その翁は頼朝に平家討伐の挙兵を促したといいます。

この神秘的な出会いをきっかけに、頼朝は立ち上がり、やがて征夷大将軍へと上り詰めるのです。

その後、頼朝はこの神の加護に感謝し、畠山重忠に命じて「かくれ里の祠」を探し出し、佐助稲荷神社として再建させたと伝えられています。

このことから、佐助稲荷神社は「出世稲荷」とも呼ばれ、多くの人々の信仰を集めています。

境内には、稲荷神の使いである白狐の石像が並び、訪れる者を静かに見守っています。

また、この地にはもう一つの伝説が残されています。

開山・良忠上人が、子供にいじめられていた子狐を助けたところ、その夜、夢の中に親狐が現れ「疫病が流行る」と警告し、薬種の種を託しました。

翌朝、枕元には本当に種があり、それを蒔くと三日で薬草が育ち、多くの人々の病を癒やしたといいます。

この奇跡により、佐助稲荷神社には白狐を供えて願を掛ける風習が生まれたのです。

祀られている神々もまた、この神社の神秘性を一層際立たせます。

穀物を司る宇迦御魂命(うかのみたまのみこと)、国造りの神である大己貴命(おおなむちのみこと)、人々を正しい道へと導く佐田彦命(さるたひこのみこと)、良縁を結び美しい言葉をもたらす大宮女命(おおみやひめのみこと)、そして、大国主命の子神である事代主命(ことしろぬしのみこと)。

それぞれの神が異なるご利益をもたらし、訪れる人々の願いを静かに受け止めています。

朱色の鳥居のトンネルを抜けた先、静寂の中に浮かぶ本殿は、まるでこの世とあの世の狭間にあるかのような神秘的な雰囲気を放っています。

深い緑と朱塗りのコントラストが目に鮮やかで、そこに佇むだけで心が清められるような気持ちになるでしょう。

静けさの中に宿る神聖な力を感じながら、そっと願いを託せば、きっと神々の導きを得られるはずです。

歴史の流れの中で、数多の武士たちや人々がここを訪れ、未来への希望を託してきました。

今も変わらず、佐助稲荷神社は訪れる者の願いを静かに受け止め、その歩むべき道を照らし続けています。

あなたもこの神秘の社を訪れ、歴史と伝説に触れてみませんか?

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<Artgene引用>

神秘に包まれる鎌倉・佐助稲荷神社:出世稲荷伝説の軌跡

宇賀福神社さんから少し南西に向かった処にひっそり佇むお社「佐助稲荷神社」さん。

上まで上がれない方の為に、入口のお社でも参拝出来ます。

連なる鳥居。

入口の鳥居からすこーしずつ「違った空気感」になります。


至る所に狐さんがいらっしゃいます。

ピリっとしてます。

凜々しい。


上から見下ろすと結構な石段です。

拝殿の近くになると空気感が変わります。

先ずは参拝します。

力強いオーラ。

何というか「霊気」みたいな感じですかね。

他のお社とは全く空気感が違います。

十一面観世音菩薩様。

霊狐泉。

お水取りが出来るみたい。

次回はペットボトル持参で伺いたいです。

飲料は出来ないそうです。

拝殿から裏手に回り、石段を上がると「御本殿」が御鎮座しております。

御本殿の鳥居をくぐり、中に入ると「異世界」のような空気感。

明らかにこの場所の空気が違う。。。

分かる人には「あからさまに違い」が出ると思います。

ただ残念なことに御本殿は仮のお姿です。

復旧の見通しがいつになるのかは分からないそうです。

出来るだけ多くの方が参拝してお賽銭を頒布されると良いですね。

御朱印や御守も良いかと思います。

素敵な御守です。

御本殿を後に反対方向へと進みます。

こちら側は整備して綺麗になりつつあります。

こちらのお社も整備中でした。

丁度作業を行なっていましたよ。

綺麗にして頂き感謝です。

振り返ると「ものすごーく」気になった御神木。

龍の顔なのでは?と不思議に感じました。

お供えしてお祀りして欲しいですね。

今度伺った際にお願いしてみようかな?

しびれますね。

こちらの祠がまた不思議なオーラを醸しております。

ゆっくり拝見!と思いましたが下から学生さん達が上がってきたので早々に後に。

とにかく素晴らしいお社。

源頼朝公があやかったのも分かる気がします。

一体だけ不思議な狐さんだったので気になりました。

神職さんと少しだけお話出来たのも良かったです。

さてひきあげようと佐助稲荷さんを後に歩いていたら「ほわー」っとカレーの香りが。

「佐助カフェ」さんに誘われるままに入店しました。

極楽寺のアナンさんのコラボレーションしたカレーなのだとか。

とても美味しい。

優しく香るスパイス。

絶妙な味わいでした。

ミニアイスもとても美味しい。

コーヒーの香りもとても良かったので、次回お邪魔した際には飲んでみたいですね。

この後、移動して134号線にでて「稲村ヶ崎温泉」へと向かいました。

初めて入りましたが、かなり良かった!!

真っ黒のような温泉に大好きなサウナ。

夕暮れに沈む太陽を波の音。

ロケーションとしても素晴らしい。

ちょっとクセになりそうな温泉でした。

今回の江の島・鎌倉旅。

江島神社さん
宇賀福神社さん
葛原岡神社さん

以上の四社詣りとなりました。

お読み頂きありがとうございました。

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https://suzuri.jp/ryujin888

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