D&D アイススパイア山の竜(1) - ゴーラの日誌
ドラゴンの脅威
白いドラゴンに困っている人たちがいるらしい。討伐依頼。パーティーで相談して引き受ける。ドラゴン退治について、皆はそれぞれ違った思いを持っているようだ。わたしは、報酬をくれるならなんだってやろう。それに、ドラゴン・スレイヤーと呼ばれるのも悪くない。
周辺住民の救助なども依頼に含まれている。ドラゴンの居場所を探しつつ、まずは発掘現場にいるドワーフたちを避難させることに。
発掘現場のドワーフたち
発掘現場に到着。ドワーフたちは無事だった。念のため発掘現場の中も探索する。でかいゼリーの化け物に遭遇。昨日の悪夢に出てきたやつだ。夢でレオンが瞬殺されたの思い出す。冷や汗が出てくる。近づかないように気をつけて攻撃する。天井からもう1体が落ちてきた。じりじりと近づいてくる化け物を皆で撃退する。
部屋を探索し、財宝と隠し扉を見つける。扉の奥の通路へ。聖印を身につけたガイコツ。誰かが強欲の神の聖印だと言っている。「強欲は良きかな」そう刻まれているそうだ。ろくな神様じゃなさそうだ。
さらに奥に進む。突き当りの部屋に祭壇がある。緑の宝石が据えられている。お宝発見。取り外そうと手を伸ばすとドーンに制止された。罠だという。なるほど。強欲の神様らしい趣向というわけ。宝石を持ち出そうとする強欲な者を爆破する仕掛けらしい。こんな神様を信仰するやつもいるのか。世界は広いな。遺跡を出たところでオークたちと遭遇する。
オークとの遭遇
オークは6体ほどいる。住処を探しているらしい。荒っぽい連中。この遺跡を明け渡せとわめいている。どうやらドラゴンに追い立てられて新しい住処を必要としているらしい。あいつらもドラゴンの被害者というわけか。同情はしないけど。ドワーフたちは明け渡しには応じたくない様子。暴力で解決してもいいが多勢に無勢。こちらも無傷では済まないだろう。
ふと、先ほどの宝石の罠が頭をよぎる。いいことを思いついた。
「この遺跡はドワーフの物だ。渡すわけにはいかないが、お前たちの状況も理解できる。遺跡の奥で見つけた宝石を持って行っていいから、それで手を引いてもらえないか」
つい結果を想像してにやけてしまう。オークたちは少々いぶかしんでいる。嘘はあまり得意じゃない。レオンたちがうまく話を合わせてくれる。最終的にウンダーベルグの落ち着いたペテンぶりのおかげで、オークも納得してくれたようだ。オークたちは喜々として全員で遺跡の奥に向かう。間抜けなやつら。生き残りとの戦闘に備えて入口付近で身構える。少しして爆発の轟音が聞こえてくる。思っていたより規模の大きい爆発。あの罠に引っかからなくて本当によかった。しばらく待つが誰も出てこない。全滅したようだ。強欲の神様、恐るべしだな。
ファンダリンに帰る。次の冒険まで準備を行う。宿代もかかるので皆でそれぞれ短期労働にいそしむ。エイプリルが食事を作ってくれるので食事代が浮いた。飯もうまいし本当に助かる。次はノーメンガードのノームたちに会いに行くらしい。気のいい連中だといいんだが。
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