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D&D ファンデルヴァー砕けたオベリスク(6) - ゼフの日誌

D&D 梅しゃんDM「ファンデルヴァー砕けたオベリスク」第6回セッションのリプレイです。ノームのウィザード、ゼフが書いた日誌となっています。D&D公式シナリオ「Phandelver and Below: The Shattered Obelisk」のネタバレを含む可能性があります。ご注意ください。

洞窟の探索

波音の洞窟の探索を続ける。入り口に戻ったついでにタルデンの遺体をあらためて調べる。魔力探知を行うとマントが光っている。クローク・オブ・プロテクション。身を守る外套だ。前線に立つことが多いハリオンが身につける。

貯蔵室のような部屋へ。鉄の金庫を発見。グレイが必死になって開けている。現金が入っていたようだ。呪文の書き写しなどで入り用となるため助かるわい。

守衛室らしき部屋へ。天井が崩れている。中に踏み込むと9体ものスケルトンが一斉にに立ち上がる。ポトンの曙光で一掃する。バーラシュは両手に持ったこん棒を振り回している。書物で見た東洋のオニのようだ。よく考えてみればバーラシュは相当な数の武器を持ち歩いている。どうやって持ち運んでおるのか。こんどじっくり観察してみよう。

東の通路は洞窟へと続いている。辺り一面、コケとキノコに覆われている。よく見れば生えているのは大量の毒キノコ。歩いたり刺激すると毒の胞子が出て危ない。この道は諦め迂回するとしよう。

中央の扉の前へ。グレイは中から物音がするという。部屋へと続く2枚の扉から両面作戦で飛び込む。グールが3体。グールについては書物で読んだことがある。爪に麻痺毒があり傷つけられると体が動かなくなってしまう。危険なアンデッドじゃ。ただエルフとは深い因縁があり、神の守護によりエルフは麻痺することがないという。今回はこの知識が正しいものかどうか実地検証できそうだ。興味深い。皆にもグールの知識を伝えておく。

それならばとエルフのハリオンが前線に進み出る。麻痺が効かないとはいえ素手でグールを殴り飛ばす様は凄みがある。バーラシュがグールの爪を受けてしまうが麻痺は免れたようだ。ドラゴンボーンの鱗による恩恵かもしれんな。

西の通路を進む。オーカー・ジェリーと遭遇。こいつも書物で見たことがある。切断すると分裂して余計な厄介な状況に陥るという。また酸による攻撃で思わぬ損害を被ることもある。

グレイが敵の核を射抜いて大ダメージを与える。よく弱点を見つけるものじゃわい。ハリオンは素手で殴りつけているが、酸で手を痛めたりしないのだろうか。モンクの修行はいったいどうなっておるのか。ポトンが灼熱の光線を撃ちこむとオーカー・ジェリーはグズグズと崩れ動かなくなった。

巨大な敵

大きな池のある洞窟へ。水が奥へと流れ込んでいる。池の中ほどにある岩に何かが引っ掛かっている。魔術師風の格好をした男のようだ。もう死んでいるのだろう。ワンドを手にしている。魔力探知を行うと何らかのマジック・アイテムであることが分かる。どのような魔法の品か早く知りたくて水際へ。メイジ・ハンドを飛ばしてワンドを取りあげる。死体が傾き水に落ちる。大きく広がる波紋。水面が盛り上がり巨大な蛇が姿を現す。宙に浮いていたメイジ・ハンドにぶつかりワンドを落としてしまう。

あまりの大きさに何が出てきたのか分からず唖然とする。すぐに反応したグレイが急所を狙ってクロスボウを撃ちこむ。巨大蛇は長い首を伸ばしてグレイに反撃。予想外の距離から噛みつかれたグレイは大怪我を負ってしまう。ポトンはまた灼熱の光線を撃つが水の中の蛇にはあまり効いていないようだ。ハリオンの連撃とバーラシュの二刀流が冴えわたり巨大蛇を倒すことができた。

メイジ・ハンドで水の中を探る。幸いそれほどの深さはなく、落としたワンドの回収に成功する。ワンド・オブ・マジックミサイル。遠距離で攻撃することの多いグレイに持ってもらう。

一度安全な部屋へと戻り休憩する。グレイは傷の手当てを受ける。

大きな洞窟に出る。ガストと大量のグール。誰も麻痺することなく切り抜ける。

だいぶ疲労も溜まっている。安全な部屋に戻りひと眠りする。

魔法の洗礼

溶鉱炉と水車がある広間へ。魔法のアイテムを作製する工房とはここのことじゃろうか。水路が枯れているので水車は稼働していない。調査をしようと近づくと、緑の炎に包まれたドクロが浮かび上がる。どこからともなく6体のゾンビが這い出して来る。

ドクロが呪文を唱えるとファイアーボールで一面火の海に。噂には聞いていたがなんという火力なんじゃ。どうにか耐えきったが全滅しかねない強敵だった。しかし倒した後も緑の炎は燃え続けている。いずれ復活しそうな気配がある。対処法が分からず撤退する。

再度、安全な部屋に戻り応急処置を行う。このまま黒蜘蛛との対決に臨めるじゃろうか。

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