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ユーモアはどうやって作るの?

「先生って芸人さんみたいですよね~っ」てたまに言われます。
はい、大阪で生まれ、ボケとツッコミの文化で育ってきましたので。
でももちろんプロの芸人さんには敵いません。
やっぱり憧れますよね。芸人さんは純粋にカッコいいと思います。

さて、そもそも「プレゼンにユーモアは必要か?」という問いがありますが、私の答えは「自信が無い限り不要」です。

皆ベジータみたいに笑い上戸(じょうご)だったらいいんですけどね(笑)
ちなみに僕はすぐ笑います。笑い上戸です。

そもそも、プレゼンを聞きに来ている人は笑いに来ている訳ではありません。ですので、たとえ「空前絶後」のボケをかましたとしても、
多分ウケません・・・

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聞き手はきっと「えっ?何が起こったの?」「笑ってもいいの?」となってしまいます。もう一回言いますが、聞き手は笑いに来ている訳ではありませんので。

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■ロジカルにユーモアを作り出すフレームワーク

じゃぁ、プレゼンでどうやっていつも面白い話が出来るんですか?
私も面白い話をして、聞き手を惹きつけたいです!
と、言うかたに。

ロジカルに笑いを生み出す方法」をお伝えします!!

笑いを起こすにはいくつかの「フレームワーク」がありますが、本日はその一つをお伝えします。

Step 1. こう見えて僕(私)って○○なんです
○○に入る言葉は自虐的な性格とか特徴が良いですね。
例えば「方向音痴」とか「よくものにぶつかる」とかですね。

Step 2. あるあるショートストーリー
ここでみんなにも当てはまるようなあるあるのストーリーを言います。
例えば、方向音痴の人なら「ホテルの部屋から出るといつもエレベーターの反対方向に行ってしまう」など。聞き手が「あ~あるある」と思うショートストーリーを話します。ちょっとしたエピソードトークを加えてもOK。但し、短く。

Step 3. 本命のエピソードトーク開始
ここでやっと「実はこの前~」というようにショートストーリーに関連づけた本命のエピソードトークを話し始めます。多くの人が、Step 1と2が抜けています。「フリ」が効いていないので聞き手も笑う準備が出来ていません。

Step 4. 聞き手の想像を超えるオチ
Step 1 ~ 3が上手くいって初めて聞き手に笑う準備が整います。
最後にオチ(自分が一番言いたかった面白いポイント)を言います。
このオチが聞き手の想像を超えることでようやく笑いが生まれます。

う~ん。難しいですね(笑)
このStepに基づいて作った私のエピソードトークがこちらです!!

■エピソードトーク

Step 1. こうみえて○○なんです。
実はこう見えてめっちゃ音痴なんです。

Step 2. あるあるショートストーリー
カラオケに行って自分が歌いだすとみんなお手洗いに行き始めます。
みんな遠慮していたのに自分が歌った後は全員曲を入れ始めます。
ドライブで曲に合わせて歌っていると、助手席の人に「ハモるの上手いね」って言われます。

Step 3. 本命のエピソードトーク
小学校3年生の時に、合唱コンクールがありました。
僕が音痴ということを知らない先生に「君は声が大きいから真ん中で歌って」と言われました。
1曲歌ったら、先生が苦笑いしながら「きれいな声で歌いましょう~」と。
2曲歌ったら先生が少し怒りながら「端っこの方がいいかな」と言われ端っこで歌うことに。
それでも大声で歌っていたら先生が「うん。君はすごくリーダーシップがあるから指揮やろ!」と。

Step 4. 聞き手の想像を超えるオチ
迎えた本番当日。指揮をやっているのは自分のクラスだけ!そもそも音楽の先生がピアノを弾いているので指揮なんて要らないんですよね。
僕の指揮のおかげで僕のクラスは優勝しました!!

いかがだったでしょうか?

ユーモアってめっちゃ奥深いですよね。
だからこそ自分が笑いを取ることが出来たときは本当に嬉しいです☆

是非、皆さんもチャレンジしてください!!

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