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84頁目 5階売場のご紹介


神保町本店での思い出や周辺のお店、現在行っているフェアなどを
100日紹介する<三省堂書店神保町100頁日誌>。
本日は5階売場のご紹介です!

また、5階売場担当に聞いた5階のオススメ本のご紹介もさせていただきます!!


5階①医学書


 5階は理工学、コンピューター、教育、心理学、医学などを取り扱うフロアとなっており、かなり専門的な書籍が多いです。

 特に医学書の取扱いはかなり種類が豊富で、ここまで多くが揃っている書店もなかなかないのではないでしょうか。


5階③心理・教育


 また、5階では教育書の扱いがございますが学校の学習指導要領もほぼ全てが揃っているのも当店の特色のひとつだと思います。

 パソコン関係の書籍も入門書からかなり高度なものまで取扱いがあります。


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 専門的な知識の取扱いが多い5階に是非一度お立ち寄りください!!



 そしてここからは5階スタッフのオススメする書籍のご紹介です!!

 素敵なコメントと共に5階のオススメの本を紹介して頂きました!


タイトル:すばらしい人体

すばらしい人体


コメント:人体?え?なにそれおいしいの?と思ったそこのあなたに是非読んでほしい一冊!専門用語で煙に巻かれるようかも…なーんて心配はご無用です。ドがつくほど文系の人でも面白く読み進めること間違いなし。私たちが気づいていなかっただけで、身体って実はすごく働き者なのだなあと感心してしまいました。



タイトル:解きたくなる数学

解きたくなる数学


コメント:数学という単語を見るだけで拒否反応が出てしまう人へ。これ、とっても面白い。問題が解けなくたっていいんです。解説を読むと思わず「ははー!」と言いたくなるほど納得できてしまう。数学の面白さに目覚めて一気読みするもよし、すこし頭を柔らかくしたいときに、一問ずつ読み進めてみるもよし。あなたなりの楽しみ方を見つけてみてください。



タイトル:日本でもできる!英国の間取り

英国の間取り


コメント:イギリスの住宅…間取り…?って思いますよね。でも伝統的な日本家屋と一緒で、イギリスの住宅にもきちんとした様式が存在しているのです。面白いのは、年代や地方によって使われている建材等が違うこと。読んでいるだけでなんだかマニア心をくすぐられます。これを読み終える頃には、あなたもすっかりイギリス建築に魅了されているかも?



タイトル:なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない

なんでも見つかる夜に、心だけが見つからない


コメント:これは5F所属Mの極個人的なオススメ本になります。
“書店に「夜の航海コーナー」があるのをご存じですか?”
自己啓発や心理学など、ジャンルを言われたらわかるけれど、そこを敢えて夜の航海コーナーと表現する感覚で一気に心を掴まれました。
心が弱っていても、あるいは今の段階で弱っていると気づけなくても、ふとひとりになったときにページを開いてみると孤独との向き合い方が見つかるかもしれません。
誰もが孤独になりやすい時代で、こころを見つける航海に出発してみませんか。



タイトル:数学書の読みかた

数学書の読み方


コメント:「~でない」「かつ」「または」の扱い方や定義を読む際のポイントなどが実例とともに丁寧に説明されています。
この本を片手に数学書を読みこむことで、さらなる理解と自分に合った数学書の読み解きかたが見つかるはずです。
本書の帯にあるように「一行一行、時間をかけて、ていねいに」読み込んでください。



タイトル:問題解決のための「アルゴリズム×数学」が基礎からしっかり身につく本

問題解決のアルゴリズム×数学


コメント:SNSなどでも論争が起きる『プログラムに数学は必要か否か』、個人的には『必要』と思います。本書の構成と見やすい図版は、プログラムミングの際に、アルゴリズムと数学が密接な関係にあることをわかりやすく教えてくれます。ロングセラーになる1冊だと考え、推しています。



タイトル:図鑑を見ても名前がわからないのはなぜか?

図鑑を見ても名前をわからない


コメント:自分の目の前にある自然物の身元を調べて名前を確定させる作業を「同定」と言います。同定が大好きな著者が「研究者はどのように同定しているのか」「同定作業の時にどのように頭を使っているか」をまとめて、
一般の人が図鑑を見て動植物の同定をできるようにするための手ほどきをしてくれています。ものの名前を知ることで、今まで普通に見ていた動植物が多様性に富んでいることに気が付くはずです。




タイトル:エニグマ アラン・チュ-リング伝

エニグマ


コメント:第二次世界大戦中、ドイツが使用した暗号機エニグマの解読に挑むアラン・チューリングの物語です。彼はコンピュータの概念を創造した実績からコンピュータの父と呼ばれることもあります。そのような彼の物語は、ウクライナ情勢のサイバー攻撃が報道される現代とも親和性があるのではないでしょうか。数学者としての天才的な側面、人間らしい側面、その両方を感じてみませんか。



5階スタッフのみなさん素敵な本の紹介ありがとうございました!!


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