受講者が飽きないZoomウェビナーのやり方
今日は「受講者が飽きないZoomウェビナーをゲームのノウハウを使って行う方法」について、お伝えしたいと思います。
今は、Zoomというテレビ会議のシステムを使ってウェビナー、Webセミナーをやっている方も多いのではないでしょうか。
社内向け、社外向けを問わず、Webセミナーの形式で発信する、こうしたことに取り組んでいる方も多いと思います。
特にこれまでもセミナーや講座をやっていた方は余計に、今はZoomを使ってお話しされていることが多いと思うんです。
でもZoomは、リアルのセミナーでお話しするのに比べて、どうしても受講者の集中力が続きづらいんですよね。
家で聞いていたりする、っていう場合もありますし、あるいは、情報が1つの画面から、1つの音しかでないので、どうしても飽きやすくなってしまいます。
受講者の方の集中力が続かなくなってしまうと、せっかく良いことをお伝えしていても、その意味は半減です。
ですから、いかに最後まで飽きずZoomのウェビナーに集中してもらうことができるか、がとても大切になります。
それができれば、ビジネスがうまくいくようになりますし、会社員の方は、評価が高くなるでしょうね。
そこで今日は、ボクがいつもお伝えしている「ゲームノウハウ」の切り口から、飽きずにZoomのウェビナーに参加してもらう3つのポイントをお伝えしたいと思います。
参加者を飽きさせない3つの工夫
1.受講者同士で協力してもらう時間を必ず作る
2.受講者の方に何かアウトプットしてもらう時間を設ける
3.画面に変化を持たせて分かりやすくする
まず1つ目は、「受講者同士で協力してもらう時間を必ず作る」ということです。
ボクの「ゲーム戦略」というメソッドの中には、「ゲーミフィケーション17の技術」というノウハウがあります。その17の技術の1つに「協力」という技術があるのですが、その技術を活用してZoomのウェビナーでも、参加者同士で協力してもらうのです。
アイデアをシェアしたり、一緒にアイデアを考えてもらったりする時間を必ず作ることが大切ですね。
受講者の方は、ずっと聞いてるだけだと集中力が続かなくなってきますが、受講者同士でアイデアを話したり、考えたりすると、集中力が続くようになり、さらにそのウェビナーに参加しようという気持ちになります。
Zoomにはブレイクアウトルームという機能があり、受講者同士を一定のグループに分けて、仲間内のグループだけで話ができる、シェアができる状態が作れます。
この機能があることが、Zoomの良いところですね。この機能を使うと、実際のセミナーや講座と同じような環境を作れます。
ですので、是非このブレイクアウトルームの機能を使って、ゲーミフィケーションの「協力」の技術、で受講者同士で一緒に何かを考える、一緒に取り組むという時間を設けてみてください。
2つ目のポイントは「受講者の人に何かアウトプットしてもらう時間を設ける」です。
ゲーミフィケーションでいうと「価値観の共有」の技術ですね。受講者にアウトプットしてもらう時間を設けてください、ということです。
Zoomにはチャット機能があり、これを使ってメッセージで全員と、あるいは個別の人とやり取りすることができます。
先ほどもお伝えしたように、ずっとウェビナーを聞いてるだけでは受講者も集中力が続かなくなってきます。
それを防ぐためにも、ウェビナーの最中で質問したいことがあったら、随時チャットに書き込んでもらうように伝えておきます。
そうするとただ聞いているだけでなく、何かを書く、共有するという行為が起きますから、集中力が続きやすくなります。
講師側の人は、ある一定段階で、チャットに書かれた質問に答えてあげれば、ウェビナーもスムーズに進みますね。口頭で質問をいただくと、質問事項がまとまっていない場合も多く、余計な時間を取ってしまう可能性もありますから、事前に書き込んでいただければ回答もしやすくなります。
もしくは、ウェビナー中に、気づいたこと、役立ったことなどがあれば、自分のまとめとして、どんどんチャットに書き込んでもらう、というのも1つの方法ですね。
もう1つZoomに投票という機能があります。こちらから事前に設定した質問をして、どれに当てはまるかを投票してもらうことができる機能です。
書き込むとなるとハードルが上がって書き込みづらい人もいるかもしれませんが、どれに当てはまるかの投票なら、誰でもできますよね。
何か1つでもインタラクティブな行動をしていただけるだけで、集中力が続くようになります。ですので、ゲーミフィケーション「価値観の共有」の技術を活用して、受講者の方に何かアクションをしてもらってください。
3つ目のポイントは「画面に変化を持たせて分かりやすくする」ということです。ゲーミフィケーション17の技術の「グラフィカル」の技術ですね。
講師の人はずっと座ってZoomの前で話しているだけではなく、画面に変化を持たせましょう、ということです。
ただ人が淡々と話していて、画面に変化がないとやはり受講者の集中力が続かなくなります。ですから、Zoomの画面の共有機能を活用しましょう。
画面の共有を使って、スライドを写したり、手書きで書いているものを写たりして、画面に変化を持たせることが重要です。
ただ、画面の共有機能も、ずっとパワーポイントのスライドを流してるだけでは変化がないので、受講者が飽きてしまいます。
ですので、できればモニターにスライドを映して、講師がモニターの前で話してください。講師とモニター(スライド)が一緒に写っている状態のものをカメラで撮影して、Zoomに流すと良いと思います。
パワーポイントやキーノートの資料だけが画面の共有で映っていると、画面に変化が起きません。でも、講師が身振り手振りしながら説明をすると、画面に動きが出て、飽きづらくなります。
ですので、モニター・スライドと話者を同時にを映したほうが良いですね。
ホワイトボードがある方は、ホワイトボードに書いているのを映す、のも良いと思います。要は、見ている人が単調にならないように工夫してみてください、ということですね。
このようにZoomでウェビナーやセミナーをやるときは、リアルのセミナーと全く同じようにやっていては、どうしても受講者の集中力が続かなくなってしまいます。ですので、ご紹介した3つの工夫を取り入れてみていただければと思います。
ということで今日は、Zoomウェビナーで受講者の方に集中して最後まで聞いてもらうために重要な3つのポイントについてお伝えをいたしました。
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