Fuji film xe-4 と行く雪山登山🏔
こんにちは。じなん。です。
もう年明けから約1ヶ月経ちました。こないだ、年末年始だったのに。あれよあれよともう2月になりそう。
1月は年末年始から本格的な冬型の気圧配置になる日が多く山には多くの雪が降り、パウダーでヒャッホーするにはコレを逃せません。この時期はパウダーの浮遊感で脳は半分粉雪に溶けています。
一方でライフワークであるロッククライミングでは冬の岩場のベストシーズンでもあり、そろそろ目に見えた成果が欲しいものですが、
Fujifilm XE-4を片手に、快楽そのものであるパウダースノーをこの冬も追いかけました。本当に休みが、2倍欲しい。
雪山対応でないXE-4
Fujifilm XE-4のスペックが発表された際に防塵防滴.-10℃対応でないことに不満を感じたユーザーは多いのでは無いでしょうか。
Xマウントの小型軽量なF2のシリーズは金属製のパーツを全面に採用し、防塵・防滴・-10℃度の耐低温構造を搭載していてアクティブな撮影に応えるとしているところから、小型軽量なXE-4も同様の仕様が望ましかったのですが、残念ながら叶いませんでした。
基本的に厳しいアウトドア環境でしか写真を撮らないけれど、小型軽量に釣られてXE-4を購入。 1週間後には雪山に連れ出していました。私に買われた以上は過酷な環境で頑張ってもらいます。
雪の環境下で使用した感想をまとめてみます。
作例 1 エテルナ ブリーチバイパス
メリット
小型軽量。 この点に於いては通常よりも荷物の多い雪山の環境下では恩恵はさらにマシマシ。やはり持って行って、カメラを構える時間を増やすことはメリットしかありません。
電子ビューファインダーを搭載
小型軽量機種ながら電子ビューファインダーを搭載している点は雪山ではとてもメリットが大きいです。日射がある場合、バックパネルでは露出やピントを、確認しにくいです。
デメリット
ボタンの操作性。 基本的な操作はレンズの絞り輪とシャッタースピードダイアルなので、撮影時には雪山用の厚手のグローブを使用したまた撮影ができました。
しかし、そのほかボタン類は冬山用の厚手のグローブを着用したままでは、操作出来ませんでした。小さいので仕方ないですが、フィルムシュミレーションを変更する度に冬山手袋を外すのは抵抗があります。
冬用の厚手グローブで全ての事ができるように、大学山岳部にて徹底的に仕込まれています。全ては凍傷を防ぐため。ʕ•ᴥ•ʔ
レンズ交換
これは全てのカメラに言えますが、雪山の環境ではほぼレンズ交換は不可能です。妥協してズームレンズを使うか、きっぱりと単焦点一本で行くか。悩ましいトコロ。
注意点
オールドレンズを利用する際はグリスが低気温で、固くなるかも知れません。所持しているライカ ズマロン 35mm はマイナス10℃に持ち出して以降、なんだかギクシャクしてます。
マニュアルフォーカス時にゴーグルをかけながらの電子ファインダーではピント合わせは至難。ʕ•ᴥ•ʔ
ズームレンズを利用する際には繰り出しに雪が入らないようにしましょう。中に入るとえらい事に。
感覚的にバッテリーは平常の6割ぐらいの持ちです。たくさん撮る場合は予備を用意しましょう。
作例 2 クラシック クローム
作例 3 アクロス
現時点ではマイナス10℃雪山使用問題無し。
これが現時点での結論です。
基本的にはマイナス10℃の冬山でも外気に晒して大丈夫そう。
ただしカメラとレンズの組み合わせが薄くて軽いので基本的に行動中はアウターの下で首からかけたり工夫するのがベターですね。
水には弱いので、ショルダーベルトにつけっぱなしで吹雪の中に入れば、ダメかも知れません。
このあたりはコンディションに応じて最適な位置を考える必要があります。
作例 4 アクロス 連写
いかがでしょうか? 写真の師匠からしばらくは50mm相当のモノクロで撮るようにと言われてまして、モノクロが多めですが、雪山はモノクロが映える気がしています。
作例使用レンズ
XF 18mm F2 R
XF35mmF2R WR
Leica summaron 35mm F3.5
最後に
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