本を読むことで
今日は日曜日なので私の唯一の休みの日。
下関市内でゆっくりする1日を満喫しました。
小倉へ行ったり博多へいったりすることももちろん考えましたが、昨日いつもの書店で本をたくさん購入したので今日は出掛けず。
古書店に注文する本を検索したり、書店で取り寄せる本を調べたり本のことを考えて過ごしました。
いつも利用する版元のサイトで検索すると1972年出版の本が購入可能の表示!
もし無事に購入出来たら一番古い新刊本(古書ではないから)の購入記録になるけれど果たしてどうなるか。
今週注文するので楽しみです。
昨日購入したクラウディオ・アバドの本を読んでいます。
どういう経歴でどんな人物だったかはCDについている解説を読めばわかります。
指揮者について紹介した本を読んでもある程度はわかる。
しかしそれらは文字数に限りがあるのでそんなに詳しくは書かれていない。
したがってどの紹介を読んでも同じような文章になる(書いた方が違っても抑えるべき事実がほぼ変わらないから)。
ゆえにその人物についてのより深い部分は我々には伝わってこない。
伝記や評伝と読むと今まで知らなかったその人物の姿が浮かび上がってくる。
私はまだそんなに読んでいませんがアバドについても知らなかった一面をすでにもう昨日知りました。
まだまだ私の知らないクラウディオ・アバドの姿がわかってくるでしょう。
読み進めていくのが今からものすごく楽しみです。
歴史は人が作るものです。
その人物について詳しく知ることによって様々なことを学ぶことが出来る。
伝記や評伝を手にして読むのはそこに一人の人物の生きざまが克明に描かれているから。
だから人は伝記や評伝に引き付けられるのだと思います。
私も小学生の読書感想文、北里柴三郎を読んで書いたことがあります。
その他にも偉人の伝記をたくさん読みました。
その後は吉川弘文館の『人物叢書』シリーズを読み始め、大学生になって刊行が始まった『ミネルヴァ日本評伝選』もずっと購入して読んでいます。
本を読むことで多くのことを知ることが出来る。
これからも本との出合いを大切にしてたくさんのことを本から学びたいと思います。