クライバーのCD届く

カルロス・クライバーの没後２０年記念のCDが発売されました。
すべて過去に出ていたもので全部持っているものですがあえて購入。
中のブックレットの貴重な写真が大事なのでこういうBOXは買うようにしています。

それにしてもカルロスが亡くなって２０年ですか。
彼と同世代の指揮者はほとんど亡くなってしまって今は過去の録音と復刻録音を楽しむしかなくなっています。

カルロス・クライバーの姿を見ることが出来る新しいDVDはベートーヴェンの「コリオラン」序曲から始まるコンサート映像。
まさかこの映像が彼の動いている姿の最後になるとは誰も想像していなかったに違いありません。
カナリヤ諸島でのコンサートもありましたが、こちらは海賊版で販売されたCDしかなく、当然正規録音とは呼べないものになります。
だんだん僻地に行ってコンサートをするようになっていたので、次はどこだろうとずっと友人と話していたのが昨日のことのように思えます。
お忍びで京都の祇園に遊びに来ているという噂もずっとありました（その当時私は京都に住んでいたので聞くことがあった）
東京のタワーレコードで自分の海賊版のCDを全部購入して帰ったという話も聞きましたね。

亡くなってから２０年。数枚の新出CDが出ましたがそれも今後はもう何も出ないかもしれません。
ベートーヴェンの交響曲第５番のライヴ音源とかどこかから出てこないでしょうか。息子さんの許可がいるのでかなり厳しいとは思いますが。
今回のBOXを聴いてカルロス・クライバーの凄さを改めてたくさん感じたいと思います！