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古書届く
先日ある本を古書店に注文した。
九演連の代表者会議と交流会が終わって家に帰るとその本が届いていた。
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『玉葉』3冊
平安時代終わりから鎌倉時代初期に活躍した九条兼実の日記が『玉葉』
後白河法皇や源頼朝の様々な動きを知るためには必須の史料。
私は鎌倉時代の研究をしていたものの、中期から後期が研究対象だったので、今まで一度も『玉葉』の記事を読んだり引用したことはなかった。
研究者が書いた本を読んでその中で紹介されている記事について知っているだけだった。
noteで記事を書くようになり鎌倉時代云々を語るようになったので今回思い切って購入してみた。
九条兼実の心の動きをつかむことが出来る貴重な日記を手元に置いて活用する必要がある。
かなり遅い勉強開始だけどこの学びでさらに自分の知識が増えることは間違いない。
購入出来たことをまずは喜びたい。
九条兼実については今後記事を書いていく予定。
今回彼の日記を購入したことで通読すれば多くのことがわかるわけで、彼の弟慈円の『愚管抄』と合わせて検討すれば鎌倉時代の九条家の思想が理解出来ると思う。
息子の良経は若くして亡くなったので兼実ほど語れることは多くはない。
孫の道家は鎌倉時代を代表する京都側の政治家の一人。彼については多くの記事を書いていくことになると思うが、それはまだまだ先の話(残念ながらまだ記事の形になっていない)
いくつになっても学ぶことが出来るのは嬉しいことで、知識を増やして形にすることによって鎌倉時代を読み解いていこうと思う。
あくまでも歴史を動かしたのは人であってまずはその人に迫りたい。