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アンナ・カレーニナいよいよ

2025年1月の下関市民劇場例会作品「アンナ・カレーニナ」
今日はこれから最初の準備会のための話し合いに事務局へ向かいます。

これだけの長い作品をどう短くするのか。興味がある。

いよいよこの時期が来ました。
おそらく関係者の中で唯一原作を前もって今年読んだ人間なので、誰に何を聞かれても的確に答えられるように、アンナ・カレーニナ博士にならなければなりません。
まだ台本は届いてないのでどう簡略化されるのかはわかりませんが、まさに脚本家の腕の見せ所だと思います。
長いから上演するのではなく簡略化して舞台に上げることが大事。
そのような魅力が原作にあるからこその舞台化。
今からものすごく楽しみです。

アンナ・カレーニナを例会作品でお迎えすることが出来るから、トルストイの原作を読む機会を得た。
素晴らしい運命の巡りあわせに改めて感謝です!
この機会がなければもしかしたら一生トルストイを読まなかったかもしれない。

この今の現状の中で何故ロシアの作品を上演するのかという意見が会員からもありました。
ロシアの素晴らしいクラシック曲の演奏をやめたというニュースもいくつか聞かれました。
どちらもプーチン大統領に何の関係もない話。
彼よりもはるか昔の偉人が遺した芸術遺産を今世界が受容して何の問題があるでしょうか。
いいものはいい。その評価はもう固定されているはず。
今のロシアと過去の作品を結び付けて取りやめるなどという安直な判断だけはしないでほしいです。

トルストイが描いた壮大なドラマをたくさん感じるために、今日のスタートの話し合いに臨みます。

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