死にたいと思えるのは、まだしあわせなのかもしれない

さざなみをみつめて
思い詰めている違う僕がそこにいる
明日また来るのがこわいから
息が止まればいいのにと願って
　
ひたすら苦しくて
逃れられない写真の中に縛られている
昨日また見たくないことみたように
胸の張り裂けた音　瞳で聴いたんだ
　
　
人を何のために生きてるのかを
わからなくさせる悪魔の世の中には
摩擦と嘘が混ざった衝動
愛を忘れた本物の顔が青く光る

人を想うより傷つけることを
甘くない泥水を飲み続けることと思わない？？
細胞の奥まで染み込んだら
もう悪魔に操られて生きてるんだよ

　
死にたいと思う　辛さの中に
君の命を投影してみたんだ
君が言ってたことも聴こえて
まだ生きたい　わたしはまだ
　

争いに巻き込まれて
必死に守っている命の鼓動
ごめんね　
君のことわかってあげられていなかった
死にたいと思えることは
僕の世界にはまだ
平和があるのかもしれない
　

辛いことがあるから　
生きる意味を探さなくなる
僕は答えを知っているのに
生きることに疲れるなんてさ


僕がみる世の中が悪魔だらけでも　
服も食べ物も住む家もある
信じられる家族も友だちもいる
何かを悩めるのもまだ大事な持ち物
失っていないからなんだって

望まない争いの中で
大事な持ち物も失って
それでも君の声はおびえてなくて
替わりに希望を持って進む
　
争いに巻き込まれて
必死に守っている命の鼓動
ごめんね　
君のことわかってあげられていなかった
死にたいと思える僕の世界は
まだしあわせなのかもしれない

変わらないでいてくれる波の満ち引き
砂の境界線を超えないその秩序
今日いちにち　今日いちにちと
その日その日をこなしていくように

どんな状態だとしても
同じことを求めていると思えた
僕も君も　豊かな平和と秩序を待っている

　

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死にたいと思って過ごしていた日々があります。
　
戦争を目の当たりにした時、
もし自分も同じ現状になったなら
あのとき抱えていた悩みを
考える余裕があるのだろうか？？
突然起きた大変な状況で生きることに精一杯の日々の中では
考えることが全く変わるのではないだろうか？？

そう考えさせられました。
　
　
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