はじめての子供を授かった新米パパさんにむけてのアドバイス「毎月4000円、お小遣いから貯金しておきましょう」
はじめてのお子さんを授かった新米パパさん。
おめでとうございます。
人生のなかではじめて、自分と妻の愛の結晶でもある子供を授かり、幸せの絶頂にいることでしょう。
そんな幸せの絶頂にいる新米パパさんへ、パパとしてちょっとだけ先輩の私から勝手ながらプレゼントとして、アドバイスを送らせてください。
そのアドバイスというのは、「貯金しろ」です。
はい、その言葉のとおり、今から貯金してください。(笑)
「当たり前のこと言うな!」と怒られてしまいそうなので、ここから先でしっかりとその理由も説明しますので、ご安心ください。
貯金といっても、一般的な貯金(毎月の一定額を給与から貯蓄するもの)ではなく、奥さんには内緒で自分のお小遣いから毎月4000円を自分の机の中に貯金しておく。というものなんです。
貯金の目的
最初に貯金の目的をバラしてしまうと、その目的はベビーシッターを雇うため。です。
なぜベビーシッターを雇うのか?
それは、およそ4か月後に訪れる奥様の地獄の日々を陰ながら支えるためです。
出産後、4か月目くらいから奥さんの生理が始まります。(生理については個人差があるみたいなので、開始期間にバラつきがあります。この記事内では4か月としますね)
男性にはわからないと思いますが(私もわからないけど)、生理の時って本当にツラいらしいんですね。
下痢気味でお腹は痛むし、貧血気味になるし、なにより疲れやすくて終日ダルさと焦燥感が精神を蝕む。そんな感じです。
ただでさえ、ツラい生理痛なのに、これからは育児疲れとのダブルパンチになるわけです。
こりゃもう、瀕死状態にさらなる追い打ち。まさにオーバーキルなわけです。
私も、妻が育児をしながら生理痛と戦っているのをみて「ほんとにツラそうだな」と思うのと同時に、「何か手伝ってあげたいな」と感じたものです。
しかし、悲しいかな生後4か月の赤ちゃんを抱えたお母さんに対して新米パパがヘルプできることは少なく、あまりに無力なのです。
これも、個人差があることなので、一概には決めつけられないのですが、生後四か月の赤ちゃんって本当に手がかかるんですよ。
お母さんの気配を感じれなくなると大声で泣き出すし、おっぱいは欲しがるし、夜泣きはするし、変なものを口の中にいれるから目は離せないし、もうほんとに大変。
新米パパとしては、母親のかわりに、ミルクをあげたり、抱っこしてあやしたり、添い寝をしてあげたいものですが、赤ちゃんとしては「誰やお前!母ちゃんどこにおんねん!おぎゃー(かあちゃーん!)」と泣きじゃくるわけです。
貧血気味でへろへろ状態に寝不足が追い打ちをかけるなか、「は、、、はいはい、今行くよぉ~」とゾンビのような表情で我が子の元に向かう妻の姿をいまでも忘れません。
本当につらそうなのに、何もできない。手伝えない。こんな悔しいことはないわけです。
そこで、私は考え方を変えたんですね。
母親の代わりはできないけど、家事は手伝える。
妻が育児だけに集中できるように仕事の合間に家事をすべてやってしまえばよい。と考えたわけです。
まぁ、これが結果的に大失敗するわけなんですね。
家事代行ではなくベビーシッターのワケ
「そんな理由なら家事代行やとえばよくね?」と思う方。甘いです。
あくまでも個人的主観になるのですが、女性は自分のテリトリーを意識してしまうもの、そのテリトリーを赤の他人に手を加えてほしくないものなんです。
洗濯や掃除、食器洗いなど、それぞれに自分なりのルールややり方が存在し、それを乱されるととてもストレスを感じるんです。
もちろん、身体が弱っているときには「たすかります。。。」というかもしれませんが、心の奥底では「なんか、いやだな。」と思ってしまうもの。(たぶん)
仮に、信頼のおける夫が家事をやったとしても、「なんか、いつもと違うんだよな。」と違和感や苛立ちを感じてしまうものなんですね。
実際に私も何度も家事のやり方について妻とぶつかりました。
こっちはよかれと思ってやっている手前、妻も強くは言えないものの、体調がすぐれないためついつい強い口調になってしまい、最終的には「わたしがやるから、あなたはあっち行ってて」と言われてしまう始末。
ここで私は現状打破のために、情報整理をすることにしたんです。
1:赤ちゃんの世話は俺にはできない(赤ちゃんがなくから)
2:家事をすると余計にストレスをかける
2に関しては、妻以外の人間が家事をすることで余計にストレスをかけてしまうと思い、解決策を見出すことはできませんでした。(つまり、妻が気持ちよく家事に集中できるような環境を作れば良い)
また、よくよく考えてみると、1にかんしては、まったくのお手上げ状態というわけではありませんでした。
なぜなら我が家の赤ちゃんは、お祖母ちゃんや近所のお姉ちゃんにはニコニコ接していたからです。(条件として、お母さんが視界に入っている状態、もしくはお母さんの気配を感じれる状態)
それならば、「ベビーシッターを雇って、赤ちゃんのそばで家事に集中できるような環境を作ることができればよいのでは?」と考えたわけです。
そして、最終兵器ベビーシッターの登場。というわけです。
ベビーシッター作戦は大成功
初回は、無料のベビーシッタークーポンがあったので「お試し」的な感覚で3時間ほど助太刀にきてもらいました。
赤ちゃんもお母さんが見えている距離にいれば、泣き叫ぶこともなく、初対面のシッターさんに対してご機嫌な様子。
妻もちょくちょく休憩をはさみながらも家事を進めることができ、ストレス発散にもなっていたようです。
初回は予想以上の効果を発揮し、妻も子供もストレスの無い一日を過ごすことが出来ました。
そして、翌月から我が家では妻が整理の時には同じシッターさんに助太刀にきてもらい、「2馬力で育児&家事を行う」ということが毎月の恒例になったのです。
回数を重ねるごとに子供もシッターさんになれていき、多少妻が見えなくなっても不安な様子をみせることもなくなってきました。
妻もソファーで昼寝をしたり、ゆっくりする時間を過ごせると大満足。
私も口論が激減し、ストレスの無い日々を過ごすことができるようになりました。
結局のところ、妻の状態が家庭内の空気をつくる
妻の体調がよくなり、気持ちに余裕がうまれれば自然と家庭内の空気もよくなります。
我が家で利用させていただいたサービスは1時間2千円~という価格でしたが、それ以上にメリットがあったと感じています。(我が家は2時間コースを選んでいたので、一日4千円)
私の場合、毎月自分のお小遣いからシッターさんへ支払いをしていて、「これは俺からの感謝のきもち」と言って、毎月妻へのプレゼントとしていました。(基本的には、月1回で依頼していたけど、体調がすぐれない時には2回利用するときもあった)
今まで、家事や育児にかんして試行錯誤を繰り返してきましたが、この「ベビーシッターによるリラックスタイムのプレゼント」は我ながら良いプレゼントだったと自画自賛しております。
月1回の飲み代を我慢するだけで、1か月間は家庭が明るくなり、自分のストレスも激減します。
高コスパでWinWinテクニックなので、参考にしてみてください。
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