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【学レポ vol.1】仙河屋 中野さん

ジンザイが発信する静岡の企業紹介コンテンツ。学生インターンの後藤が、県内の経営者さんに取材をする学生レポーターになります。略して「学レポ」。

今回は「仙河屋 中野建築二級建築事務所」代表の中野さんです。宜しくお願いします!

学レポ取材の様子

略歴

1985年生まれ。静岡産業技術専門学校を卒業後、建築の道へ。10年の大工修行を経て2017年、地元蒲原で仙河屋を設立。

仕事のこだわり

仙河屋が目指すのは「お客さんの横に並んで一緒につくり上げる」そんなお家づくりです。

お客さんに、仙河屋で家を建てるってどんな感じ?って聞かれたら「料理教室で先生と一緒に料理する」感じと答えています。

例えばファミレスや高級料理店は、目の前に料理が出てきてその味を楽しむ、そんなイメージですよね。

けれど仙河屋では、ただ完成したお家(料理)に満足してもらうのではなく、お家を建てている「過程」すらも楽しんでもらいたいんです。

そのため、お客さんに対して「分からない」は絶対に言わないこと。これを徹底しています。

料理教室の先生に質問して「分からない」じゃ困りますよね(笑)

たとえその場では答えられなくても、次までに必ず調べてくる。自分1人で全てを網羅することはできませんが、仙河屋の周りにはそれを補う仲間がいて、そんな仲間の存在も含めてお客さんに信頼してもらえるように、日々のお仕事と向き合っています。

どんな人を採用したいか

仙河屋の仕事には、最初から建築の知識やスキルはいりません。
その代わり、人とコミュニケーションを取ることを好きだと思える人に働いてほしいと考えています。

お家を建てるというのは、その人や家族の“将来の一部を請け負う“ということ。
だからこそ、何度も何度も細かなやり取りを重ね、お客さんにとって納得のいくお家を建ててもらえるまで接し続ける。

知識やスキルは働き続ければ自然と身に付いていきますが、日々お客さんと関わる中でその時間が楽しいと思えなければ、決してこの仕事は続けられません。

人と関わるのが好きで、目の前のお客さん一人一人と真摯に向き合いたい。
なおかつ、ものづくりにも情熱を注ぎたい。

そんな想いを持っている人がいたら、是非一緒に働きたいなと思います。

私の推しアイテム

趣味の一つでもある、プラモデルです。
私のものづくりに対するマインドは、ある意味プラモデルから培ったと言っても過言ではないかもしれません。

実は静岡市は全国のプラモデルシェアの約9割を誇る「プラモデルの街」なんですが、その魅力は住んでいる人にもあまり知られていない。

だからこそ、誰かの趣味で終わるんじゃなく、静岡県民の誇りとして広まってほしいなと思っています。

中野さんが再現したガンダムの名シーン

中野さんの野望

・3年以内に従業員を1人は増やす
・お客さんのお家の空き部屋をリノベーションして「趣味部屋」に改造する

この2つです。

私は夢よりも「目標」という言葉にこだわっています。
いつまでも夢だと思っていたら一生叶わない。目標としてやってやるんだと自分に常に言い聞かせて、行動し続ける。身近で実現したいことからコツコツと叶えていきます。

若者へのメッセージ

「失敗を恐れずにチャレンジし続けてほしい」

失敗からは3つのことが学べると言われています。
・正しいやり方
・間違ったやり方
・リカバリー(修復)の方法

しかし、“失敗をせずに“成功できる道だけを選んでいたら「正しいやり方」1つしか学べないんです。

確かに失敗は怖いかもしれません。誰に迷惑をかけてしまうか、周りから何を言われるか。考えてしまうことは沢山あると思います。

けれど、大人になると尚更失敗はできなくなります。
だからこそ、若いうちは沢山失敗していいんです。

そして、どんな失敗であってもそれをカバーするのが、私たち大人の役目。

失敗をしても、そこから何かを学び、次に活かしてくれる。そんな若者を私は全力で応援します。

中野さんと学生インターンの2ショット


中野さんと仙河屋をもっと知りたい

*仙河屋のInstagram
@senkaya_nakanokenchiku

*中野さんの個人Instagram
@nakano_kambara

*仙河屋のYouTubeチャンネル


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