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僕が「結婚式」を好きな理由_02

たくさんの結婚式を新郎新婦様と一緒に働くみんなと作っていく、それが喜び以上の感動や涙を産むことを経験していると
結婚式がないと、物足りないというか
もっと沢山感情を共有したいという
欲求が強くなっていきました

結婚式なしの自分が考えられなくなる
そんな心が温かくなるような日々を過ごして3年
周りの友人と会う機会があったときに、転職の話や今後の仕事の話になったとき
自分はこのままプランナーで居続けられるのか、後輩も沢山いる中で管理職になる道しかないのか
と考えるようになっていました

それでも結婚式に触れていることが大好きだったのでこの道以外考えられないなーと思っていました

そんなとき、ある1組のお客様から
「こんなに最初から最後までずーっとジンくんがいてくれるなら、映像とってくれたらさいこうじゃんね」
とお打ち合わせの際にお話しくださった新郎新婦様がいました
その言葉を頂いた時に
「プランナー以上に自分が残せる側にまわることが出来たら、もっと新郎新婦様の人生に寄り添うことができる」
そう考えてから行動は早かったです

小さな一眼レフを買い
会社を辞め、技術を教えてくれる結婚式の映像制作会社に面接をし
フリーランスとして生きる道を選びました

フリーランスになって1番感じたことは
今まで自分が見ていた世界がいかに狭く
見ていた結婚式をもっと「残す」という観点で素敵にすることができる!ということです

今では4年カメラを持ちプランナーの時以上にたくさんのお客様の撮影をさせていただいています

新郎新婦様の半生に触れ、家族や友人に祝福される2人をいろんな角度、目線から撮影し
2人の「らしさ」を引き出して映像に込める
映像を見終わったゲストや新郎新婦様からは感謝され、満たされた気持ちになる

人の人生を振り返るお手伝いをしているだけで自分もその人の人生を歩んだ気になり、普段の生活よりもより人生が豊かになっていく気がする
たくさんの人生に触れ、毎回実感するのは
「昨日より今日の方が結婚式を好きになっている」ということ

嘘に聞こえるかもしれないけれど、今も僕は結婚式のトリコ
いつまで関わらせてもらえるかわからないけれど、関わるからにはその人の人生にとって最良の1日であるように
微力ながら映像の力でお手伝いできることが僕の喜び

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