<恋愛>貢げば貢ぐほど相手が離れていく

あなたは自分が大好きな相手が自分を振り向いてくれるのはどんな時か知っていますか?…….

それは「相手に対して手を抜いた時です。」

私たちは今まで学校や社会で100パーセントを求められてきました。部活では適当に走っていたら顧問の先生にバレて怒られたり、勉強では、居眠りをしていたらチョークが飛んできたり(筆者の経験談)。このような環境で育ってきたからこそ恋愛に対する姿勢も全力を出しがちです。しかし、恋愛で相手が望むものを息を吸うたびに与えていたら、いつかあなたを見捨てる可能性が非常に高いでしょう。その理由について脳科学を使って説明していきます。

わたしたちの行動、感情は脳から分泌されるドーパミンによって操られています。そして相手に対する好きな感情はドーパミンが出るからこそ作られるのです。

想像してみてください、付き合って、1週間の熱々カップルと付き合って5年のカップルのどちらが心臓がドキドキすると思いますか?もちろん付き合って1週間のカップルでしょう。これは相手のことをまだ100パーセント分ってないからです。相手のことをもっと知りたいからこそドーパミンが放出され一緒にいるとキュンキュンするのです。

違う例を出しましょう。自分のことが大好きでたまらない子が鬱陶しいくらいに毎日ラインを送ってきたとしましょう。しかし2週間ほど毎日続いた後ぷつりと連絡をして来なくなったとします。あなたはその子で満たされていた気持ちが急になくなったことに不安を感じ始めます。そう、ドーパミンが急に放出されなくなり脳が物足りなさを感じ始めたのです。

この2つの例のように脳は満たされているときはドーパミンが放出されません。一番よく放出されるのが、30〜70パーセントの時だとされています。詳しくいうと、お金、食べ物、セックスなどの報酬物質ではなく、それに対する期待に対して放出されるのです。1930年代の研究では、ネズミたちが一番レバーを押したのはエサが出てくる確率が100パーセントの時ではなく30〜70パーセントの時だったと言います。つまりドーパミンは、何に集中すべきなのかを私たちに伝える役割を持っているということがわかります。

では、あなたは大好きな相手に何をすべきでしょうか?もうここまで来たらわかりますよね?相手の期待に毎回応えるのではなく、10回に3〜7回だけ応えることが必要なのです。例えば同棲をしていて、大好きすぎて毎日お姫様扱いをしていたとします。しかし、これでは相手が飽きてしまいます。3日は普通の友達のように接し、7日は甘い言葉や、愛情表現をするなど今まで通りにお姫様扱いするのです。

今回はいかに恋人を自分に夢中にさせるかを書いてみました。ぜひ、ドーパミンという単語をデートするときに思い浮かべてみてください!



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