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映画を見るときはスマホの電源を切った方がいいし、人と会話するときは全集中を使った方がいい
こんにちわ。
先日、菅田将暉さん、有村架純さん主演の、「花束みたいな恋をした」という映画を見ました。
結論からいうと、そりゃもう最高の映画でして、ぼくがミシュランの審査員なら☆を170個くらい差し上げたくなるくらいよかったんです。
終電を逃したことから出逢い、読んでる小説とか、考え方とか、共通点が多い二人が恋におち、おもわずにんまりしてしまうような展開が続くんですが、彼の就職を機にすれ違いがどんどんでてきてしまって、最終的には別れることになります。
見終わったあとは、なんだか頭がぼんやりしてしまって、何も考えられなくなってしまいました。
#ハイボール飲みすぎただけかも
いまのところ U-NEXT でのみ配信されているっぽいのですが、登録したことがない方は1ヶ月無料利用ができるので、良かったらぜひ見てみてください。
イシダシュラン運営責任者のぼくが自信を持ってお薦めします。(おもしろくなかったらごめんて謝る)
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“ながら作業“はメッセージを受け取り損ねる
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で、ここからが今回お話ししたい話でして・・・。
結論からいっちゃうと、「”ながら作業”は、メッセージのだいじなところを逃してしまうリスクが高い」ってことです。
今回みた映画はU-NEXTで視聴したのですが、U-NEXTでは、わりと新作の映画は「無料で見放題」ではなく「ポイントで購入してみる」というシステムになっています。
最初に登録したときにある程度ポイントもらえるので、結局は無料で見れたんですけど、閲覧期限がありまして、それが「3日間」でした。
すーごいよかったので、「期限内にもう1回みたい!」ってなるじゃないですか・・・。(ぼくはなったんです)
ということで、2夜連続、花束みたいな恋をしました。
ただ、2回目はある程度ストーリーを知っているので、お皿洗いながらとか、洗濯物干しながらとか、ブログ書きながら見てたんですよ。
するとまぁほんとに全然ストーリーが入ってこなくてですね・・・。
最初は「せつなすぎる….!!」と涙したラストも、2回目はボクサーパンツをたたむことに夢中になっていて見逃しました。
「”ポイントカードならすぐに溜まってしまうような”ってたとえ、秀逸すぎるでしょ…!!」とひざをたたいて感動した場面も、どこだったかわかりませんでした。
おなじ映画を見たのに、そこから受け取った内容は1回目と2回目でまるで違ったんですね。
「そりゃ2回目なんだから当たり前でしょ」
と思うかもしれませんが、最近映画館で2回みた劇場版新エヴァは、1回目も2回目もぼくの心のATフィールドを揺さぶりました。
そこにある違いは、「ながら見したかどうか」だけ。
映画は集中してみないと、受け取れるメッセージがほとんどなくなっちゃうんだなと思いました。
たぶん、スライド1枚1枚から得られる情報ってものすごく多くて、たとえば表情とか、ささいな仕草とか、ぼそっといったひとこととか、そういうのがすべて繋がってひとつのメッセージになってるのかもしれません。
たった1枚スライドを見逃しただけで、まったく違うメッセージを受け取ることになってしまったり、場合によってはメッセージを受け取れなくなるんだと思います。
ながら見がわるいわけではありませんが、受け取るメッセージがかわるってことは頭に入れておいた方がよくて、ちゃんとしたメッセージを受け取りたいならスマホの電源を切って、全力集中モードで見た方がよさそうです。
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会話もおなじ
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さらに深掘りすると、これはべつに映画に限ったことではなく、会話もおなじだといえるのかなと・・・。
「ながら聞き」だと、相手が伝えたいメッセージのだいじな部分を、やっぱり受け取り損ねてしまうリスクが高くなる。
伝えてくれている相手の表情、仕草、ちょっとしたことばのはじっこに重要な情報が隠れていて、それらをつなぎ合わせてはじめて、ちゃんとしたメッセージを受け取ることができる。
そんな気がします。
「メッセージを受け取る」っていうのは、それだけ集中力が必要なことなんだなと学びました。
さて、終電まで仕事してこよっと😈