「店舗Aのたい焼きスタッフでありたい」お金を時間でもらえるものと考えるリスク。
「給与が発生しないなら、仕事のことはなるべくしたくない」
いつのまにかそんなふうに考えるようになった自分に最近気がつきまして、これは少しよくないかも…っていうお話です。
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「いいかい?お給料っていうのはね、働いた時間に対して払われるものではないのだよ。君が出した成果に対して払われるものなんだよ」
社会人になった人なら、一度はこういうセリフを言われことがあるんじゃないかなと思います。
ぼくも営業職をしていたとき、「ワギャンの生まれ変わりなのかなこのひとは?」と思ってしまうほど、高い口撃力をもった上司に教えてもらった経験があります。
でも今になっては、このメッセージはとても本質をついていて、ある意味当然の話だなぁ、と思っていまして・・・
時間に対してお金を払うっていうのは、あまりフェアではないからです。
たとえば自分が社長をやってる「たい焼きさん」があって、とある祭りで出店を2つ出したとしますよね。
両方とも6時間お店をだして、店舗Aは50万、店舗Bは2万円の売り上げだったとしたとき、どっちの店舗で働いたスタッフにたくさんお金を還元したいかというと、当然店舗Aでがんばってくれたスタッフさんに払いたいと思うわけです。
このとき店舗Bのスタッフさんが、「いやいやぼく6時間もお店にいたんすから!店舗Aのスタッフさんだけあんなにお金もらるのはおかしいっすよ!」みたいなことをいってきたら、アンパンマン並みに頭の中を粒あんだらけにしてやりたくなるかもしれません。
このことから考えると、ワギャンが教えてくれた「お金は時間じゃなくて成果に対して支払われるものだ」っていうのは、正しいといえます。
で、ここからが本題です。
「給与が発生しないなら、仕事のことはなるべくしたくない」っていう考え方は、店舗Bのスタッフ的考え方に近いと思っていて、この考え方だと自分にとってかなり損しちゃう可能性が高そうだと思いました。
というのも、たぶん、次のステージに進めなくなってしまうのかな、と。
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