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「全体感」を常に見ておける感覚が大事だなーってお話

「木を見て森をみず」
意味:小さいことに心を奪われて、全体を見通さないことのたとえ。

このことわざが好きで、よく使っています。

仕事していると、「あれ?これなんのためにやってるんだっけ?」っていう感覚になることがたまにあるのですが、こういう感覚になったときは結構やばいなと思っています。

「全体感」を見失っていることが多いからです。

まさに「木を見て森を見ず」の状態になってしまっていて、目的地がわからなくなったまま進んでいるみたいなイメージ。

どこかいきたい目的地があったとき、大体がマップアプリを使いつつ、「いま自分がいるところ」と「ゴール」を交互に見ながら進みますよね。

仕事というか、マップアプリを使うとき以外も、この感覚がすごく大事だと思っています。


「木」も「森」も同じくらいみる

ぼくがマップアプリを使って目的地を目指すときは、少なくとも「50%」は全体図を見ていると思います。

一方で仕事をしているときはどうかというと、全体をみているのはよくて「10%」くらいな気がしていて、どうしても「目の前のこと」に視点が偏りがちです。

目からビームが出るレベルで、目の前のことをみています。

ほんとうに目的を達成したければ、やっぱりこれはあまりイケてなくて、これやっちゃうと目的を見失ったアクションに走りがち。

結果、ある程度やり込んだところで、「あれ?これ意味ある?意味なくね?」みたいになります。

無駄な努力を避けるためにも、求める結果を出すためにも、つねに「全体を見渡す視野 (全体感)」は持っておいた方がいいです。

じゃあ、どうすれば「全体感」を持つことができるか?という話なのですが、いくつか手法はあって、まずは全体感を見直す時間を確保することが大事かなーと。

たとえば、仕事が始まる前に「仕事の目的はなにか?」を考えるのもいいと思いますし、よくわからないときは今やっているタスクから逆算して目的を考えるのも良さそうな気がします。

「今やっているこのアクションは、なんのためにやってるんだっけ?」を3回くらい深掘りしていけば、「全体感」がだいぶ見えてくると思います。


より大きな「全体感」を持つことで、生産性が上がる

もっというと、この「全体感」を「仕事」だけで考えるんじゃなくて、「人生」レベルで考えるといいと思っています。

選択肢も広がるし、判断も楽にできるようになるので、生産性があがるんですね。

たとえば、単に「生活費を稼ぎたい」ってだけなら、べつに今の仕事じゃなくてもいいわけです。

地域によりますが、月に15万円もあれば、必要最低限の暮らしはできます。

それに、人生レベルで目的地というか、全体感がはっきりしていると、判断基準が明確になるので、なにかに迷ったとき判断しやすくなると思うんですね。

たとえば、「魅力ある人間になりたい」っていう GOAL (目的地) があったとすると、

魅力ある人間になるにはいろんな経験が必要そうだ、じゃあチャレンジの姿勢を大事にした方がいいぞ、となると今の仕事で次のステップに進まなきゃまずいな

という思考回路ができて、判断がしやすくなるイメージです。

ざっくりではありますが、北極にいきたいっていうのがわかってれば、とりあえずは「北」の方に向かう必要があるのと同じで、進む方向を大きく間違える可能性は減ります。

結果として、時間を無駄にせずにすむので、結果生産性が上がるというわけです。


というわけで

・毎朝起きたときに、人生レベルで目的を確認する
・毎日仕事が始まる前に、仕事の目的を確認する

これを継続して、「全体感」を常に持てるようにします。

キンコン西野さんが「シナジーマップ」という概念をお話されていたのですが、これはすごいいいなと思ったので、ぼくも作ってみます。


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