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「キャプテンや監督が信頼できないチームは弱い」強いチームの絶対条件は「信頼関係」

#仕事メモ
#チームビルディング
#信頼関係


こんにちは!

今回は「強いチームを作るためには?」をテーマにしたすごい良い記事を読んだので、仕事メモ的にまとめておこうと思います。

結論からいうと、「信頼関係の構築」がカギになりそうです。



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なぜ強いチームであったほうがいいか?
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「チーム」のメリットは、より大きな成果を出しやすいことにあると思っています。

たとえば、「万里の長城」をひとりで作るとなると、果てしない時間がかかるし、もしかしたら死ぬまでに作れない可能性があるけど、 1,000人のチームなら完成できる。10万人のチームでつくれば、万里の長城を早めに完成させて、寺院建築とか、ほかの仕事にとりかかれることもできそうです。

ひとりで出せる成果には限界があるけど、「チーム」なら出せる成果に限界がなくなります。

これが「チーム」を組むメリットです。

とはいえ、「よし、じゃあひとを集めてくるぞ!」と考えてひとを集めてきても、ひとが集まっただけでは「チーム」とはいえなくて、ちゃんと「チーム」として機能させる必要があります。

万里の長城をつくるために10万人集めたとしても、全員がただスマホいじってるだけ、とかだといつまでたっても万里の長城は完成しないわけです。

集めた人を「チーム」として機能できるようにする。その「チーム力」が高ければ高いほど、出せる成果も大きくなる。

強いチームというのは、高いレベルでチーム力が機能しているチームといえますので、より大きな成果出したいならチーム力にフォーカスするといいよね、といえそうです。



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どうやって強いチームを作るのか?
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じゃあ「どうすれば強いチームを作れるのか?」なんですが、以下の記事によると、どうやら「信頼関係の構築」がカギになりそうです。

記事から引用しつつ、ちょっと掘り下げてお話しします。

「集合知性」っていう概念がありまして・・・。

集合知性:
みんなで心を1つにして力を合わせることで、天才知性にも勝る優れた力を発揮できる能力

かんたんにいうと、「みんなの知力を合わせて、ひとつの大きな脳みそとして働かせることで、いい答えを導く」というものです。

夏休みの宿題で、ひとりではどんなに考えても解けなかった問題が、友達みんなで考えるとすんなり解けたっていう経験あるひとは多いんじゃないかなと思います。

「三人寄れば文殊の知恵」といいますが、凡人でも力を合わせれば天才のいるチームに勝てることがデータで証明されているみたいです。

つまり、「強いチーム」っていうのは「集合知性」が発揮できている状態にあるわけで、強いチームをつくりたいなら「集合知性」を発揮できる状態にすればいい。

で、「どうすれば集合知性を発揮できるのか?」なんですが、以下の 3つの条件を満たす必要があります。

1. メンバー同士がお互いを理解しあって、気持ちを汲み取れる。相手の立場に立って考えることができる。
2. 全員が対等に発言できる。本音で言い合える関係である。
3. チームに一体感がある。共通の目的がある。

記事のなかでは「❶→❷→❸」の順で満たしていけるといいよ、と書いてました。そんで、3つのすべてにおいてベースとなっているのが、「信頼関係」です。

みんなで図書館に集まって夏休みの宿題をやってるんだけど、集まった友達のなかに、自分のわからない問題の解き方についてだけすごい聞いてくるひとがいる。聞き方ももなんだかぶっきらぼう。でもほかのひとが困ってる問題にはまったく取り組もうとしない。

そんな状況では、一緒に宿題に取り組む気も失せそうですし、自分が困ってる問題を相談しようとも思えない気がします。マリア様の生まれ変わりじゃないかというぐらい優しいみなさまであればまだしも、たぶんぼくは帰ってひとりで宿題やります。

一方で、みんながお互いの困ってる問題を一生懸命サポートしあう、わからないところは「ここわからないんだけどどう考えたらいいかな?」と遠慮なくきける。

これなら、「夏休みの宿題を完了する」という共通の目的を、最短最速で達成できそうですよね。

で、この差を生み出しているのが「信頼関係」なわけです。チームとして機能させるには、信頼関係が必要不可欠となります。



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「リーダー」と「チームメンバー」
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「チームメンバー同士」の信頼関係ももちろん大事なんですけど、とくに「リーダー」と「チームメンバー」の間の信頼関係はすごい重要で・・・。

リーダーとの間に信頼関係がないと、チームメンバーは動かない。

信頼できないリーダーの言葉はメンバーに響きません。響かないので動かないし、動かないので成果はでない、というわけです。

こうなるともはや「チーム」ではなく「烏合の衆」になります。

ONE PIECEでいうと、ルフィーが信頼できないのに同じ船に乗ろうとは思わないですし、部活のキャプテンや監督が信頼できないのに同じチームで一生懸命頑張ろうとはやっぱり思えないじゃないですか。

自分がリーダーポジションにいるなら、積極的にチームメンバーと信頼関係を築きにいく姿勢がめちゃくちゃ大事になります。



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どうすれば信頼関係を構築できる?
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じゃあ「どうすれば信頼関係を構築できるの?」なんですが、「明確にこれをやるといいよ!」っていう方法はきっとなくて、ひとことでいうと「めちゃくちゃがんばる」になると思うんです・・・。

基本的なところでいうと、うそをつかないとか、ごまかさないとか、感情的に怒らないとか、自分がされたら相手に対する信頼がなくなることは避ける。

さらに、困っているメンバーのサポートに時間を割いて相談に乗ったり、力を貸す。

くわえて、先にご紹介した「集合知性を発揮するための3つの条件」をリーダー自ら実践していくとかも有効な気がします。

1. メンバー同士がお互いを理解しあって、気持ちを汲み取れる。相手の立場に立って考えることができる。
2. 全員が対等に発言できる。本音で言い合える関係である。
3. チームに一体感がある。共通の目的がある。

この条件を満たすことができているならば、信頼関係が構築できているといえるので、条件を満たすためにはどんなことができるか?を考えるとよさそうです。

たとえば、「本音で言いあえる関係」ひとつとっても、普通にしているとリーダーになかなか本音って言いにくいと思います。

相手が本音を言いやすくするためにはどんな工夫ができるか、など、いろいろと考える余地はありますよね。

本音を言い合える関係づくりについては、新R25さんのこちらの記事はすごい参考になると思います。



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というわけで・・・
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強いチームをつくるためには、的な話でした。

・集合知性を発揮できる状態にする
・集合知性を発揮するための3つの条件を満たす
・ベースとなる信頼関係を構築する

ローマは1日にしてならず、よろしく、信頼関係は1日にしてならず、だと思っています。

日々の自分のことばや行動に気をつけつつ、少しずつでも信頼関係が構築できるといいですね。

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