ぼくと職場のDX元年
この投稿は、<データ活用Advent Calendar2020>の3日の投稿です。
以前登壇させていただいたご縁があり、Advent Calendarへ寄稿しております。感謝。
あと、全然関係ないですが12月3日は妹の誕生日です。
職場では2019年9月からMotionBoardCloudを導入していたんですが、開発や社内浸透をガッツリやったのは2020年に入ってなので元年としました。そんな中でできるようになったことや学びなどをまとめておこうと思います。
0.ミーのこと
ミーはmeでぼくのことです。ぼくのことについてです。一人称ぼくって言うことほぼないですけど「俺」とか「私」とかがどうもしっくりこないのでぼくにします。ぼくとか言ってるけどおじさんです。
通販関連の総合支援を行う職場で、現在(2021年1月)はDXっぽい業務を担当してます。膨大なデータをBIツールを駆使して可視化し、組織としての実力を一段上に持っていこう!的なノリです。
Excelにそこそこ強かったこととデータを扱うことに慣れていたので任命されたようですね。ただ学生時代にC++とかやってた以外は特に専門的に修めたこともなく、仕事する中独学で身に付けただけなので、コードとかも書けずにまずまず大変なんですがその場その場で学習しながらなんとかやっていってます。
1.データとっ散らかってる問題
最初の難関でしたね。どこの会社さんもそうだと思いますけど、データ活用する前提で各種データやファイルを作成したり格納したりしてないので、度量衡をそろえることが本当に大変でした。今でもまだまだ課題山積です。
とにかくどのファイルの書式もそろってないのがきついですね。同じ1ヶ月の行動計画ファイルを作成しても、Aさんは途中で行を追加する、Bさんは3行目と4行目入れ替えてる、CさんはA1セルからじゃなくてB2セルから・・・ってな具合に。これはもう終わりなき啓蒙活動を地道にやっていくのみですね。
逆を言うと、「BIツール入れてみたけどどうしたらいいのか?」って方は、まず間違いなくデータ書式の整理をゴリゴリやるのが正解!だと思ってます。
2.使える機能が少ない問題
ゲーム(特にRPG)とかでよくあるんですが、レベルが低いウチはできることが少ないんですよね。「たたかう」と「やくそう」だけ とか。で、その状態ってそんなに面白くはないんですよ。殴って殴られてピンチになったらやくそう。見てる人がいたとして、「やりたい!」ってならないです。
それと同じで、使いこなせる機能が少ない状態で「ひとまず現状確認できるボード作ろう!」って作ったもんだから、数字が並んでるだけのしょっぱいボードになりました。だもんでボード見てくれる人少なかったっすね。。
ちなみにこのボードは2020年10月にリニューアルされて(して)だいぶマシになりました。
※リニューアル前と後の違いです
↑ これが ↓ こう
ここでの学びは次の3ともつながるのでそちらで。
3.UXわかってない問題
今ちょうど直面してる問題です。どうやったら「使ってよかった!」と思ってもらえるツールになるか。が考え方含めてとっかかりがない状態なんですよね。。。そりゃあんまりボード見てもらえないや。。なんせ今まで全く触れてこなかった領域なので、ひとつも知見がないんですよ。
ネットの記事読んだりステキな画面見つけては保存して見返してみたり、実際使う(想定の)社員に話聞いたりして、いろいろと独自でやってはいますが体系的に知りたいなーと思ってます。
ということで2と3の学びは、「使う人が感動するツール」から逆算して設計すべき。ということでした。
あとこれはぼくとMotionBoardの相性みたいなもんで、「とりあえず作ってみる」が多いんですがそれやると大体あとで膨大な手戻りが発生しますね。。しっかり枠組み考えてやった方が結果として早い気がしますです。
4.方法がネットに転がってない問題
※画面はイメージです
Excelなんかだとググったらたいがいのやり方は出てくるのに対して、MotionBoardはそうもいかないんですよ。全然でてこねぇ。
どう解決したかというと、「悩む時間がもったいないのでさっさとサポート問い合わせ窓口にきく」です。サポート窓口じゃなくても、知ってる人に聞くとたいがいすぐ解決しますね。これからは聞く範囲広くしようと画策中。
終わりに
1年間を思い出していろいろと(主に苦労ばなしを)書いてみましたが、本当にできることが増えました。社内での影響範囲はまだまだ小さいものなので、「なくてはならないツール」にすべく引き続きゴリゴリやっていきます。
あとせっかくの機会なので、「こんなことができるようになった!」などをちょいちょい書いて知見を残していこうかなと思います。
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