私のための哲学記1 〜大人になるってどういうこと? ②抽象の雲を見つける〜
こんにちは、じんです。
前回から「大人になるってどういうこと?」をテーマに、”大人”の本質について考えています。
前回の記事はこちら。
前回は本質に迫る戦略についてまとめたので、今回から本格的に本質に迫っていこうと思います。
早速戦略に従い「”大人”ならば○○だ」の必要条件を探していこうと思いますが、まだ世界はまっさらな状態。何も見つかっていません。
まずは必要条件のもととなる”抽象の雲”たちを探していきたいと思います。
一般論で見る”大人”とは?
”抽象の雲”とは、「”大人”ならば○○だ」の○○をなんだかそれっぽく言っている一般論のことだと私は考えています。
なんだかそれっぽいことを言っている一般論を探せばよいので、手っ取り早くググります。
10分ほどググってみると、花王さんがこんなアンケートをやっているサイトを見つけました。
どういうアンケートをとられたのかは不明ですが、1万4千人もアンケートをとっているので、一般論としては十分すぎるほど十分だと思います。
サイトに書かれていることをまとめると、以下の4つのキーワードが大人としての条件として取り上げられていました。
・常識・良識があること
・自分の責任を自分で負えること
・他人や周囲に気遣いができる
・精神的・経済的に自立している
他にも何だかそれっぽいサイトは沢山出てきましたけど、大体似たようなことを言ってそうでした。
このアンケートで取り上げられていた4つのキーワードを一般論(=抽象の雲)として扱っていきたいと思います。
いい感じに世界が雲に覆われてきました。もちろん”大人”の本質はまだかけらも見えていません。でもここからようやく思考を始められるのです。
次回は、この”抽象の雲”を払うところから始めていきます。いよいよ本題に入っていきますので引き続きお付き合いください。