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【本紹介】バカにできないくらい考えて、考えて、考え抜き続けるYouTuberが書いた"超"戦略的思考ーコムドットやまと『アイドル2.0』
最近、増えてきたYoutubeという職業を持つ人たち。その中でも異質で、人気が爆発的な人の本を紹介したいと思う。
"超"戦略的思考
これまで莫大に売れているyoutuberたちは、さまざまな苦難と分析と編集に追われてきている。ベテランとも言えるような、ヒカキン・はじめしゃちょー・ヒカル・ラファエルのような人たちもいれば、最近では、新世代youtuberと呼ばれるコムドット・平成フラミンゴ・ばんばんざいのような一気に急成長を遂げたyoutuberもいる。そして、その間の世代みたいなスカイピースや知能や手段として売っている中田敦彦やDaiGoみたいな類、令和の虎に出ている経営者たちもが全てyoutubeというプラットフォームでひしめいている。そこに勝ちというの活路を見出すのはものすごく難しい。
そのyoutuberたちはどれだけの分析と思考と実践を繰り返し、手を広げているのか、なにを考えているのか、それを少し垣間見ることのできる本を紹介したいと思う。これぞ、勝ち抜くための"超"戦略的思考と言えるだろう。努力の結晶とその先にあるものは何か?
かっこいい、頭がいい、だけでは収まらない。コムドットやまとだけが語れる
コムドットは最初から戦略を立て、売れるべくして売れたグループである
感想・ポイント
コムドットやまとが「聖域」の次に出した書籍『アイドル2.0』が2022年8月1日に発売された。コムドットが結成し、始めてから約3年で、350万人まで登録者を増やして大人気になったという「コムドット革命」が起きた。そしてそれを語るべく、戦略と分析と挑戦に満ち溢れた一部を垣間見ることができる。僕は読んで、衝撃と感銘を受けた。
自分と同い年の彼がYouTubeにどれだけ貪欲で何を考えていたのか?コムドットを作り、コムドットを育ててきた男が何を語るのか?あなたが思っている以上に戦略的で、分析と試行を重ねている若者の代表ともいえる。そしてこれは若者だけでなく、大人にも絶対、呼んでほしい。
念の為、コムドットがどんなグループなのかを念の為、書いておこう。念の為。
コムドットというグループ
新世代YouTuberという活路を自ら開いたこの五人組です。そして、やまとさんはそのリーダー。コムドットについてnoteを読むなら、プラトンさんが書いた「まだ誰も気づいていないコムドットの戦略の本質を東大生が分析してみる」を読んでみるといい。(すみません、勝手に貼らせていただきました!)
コムドットの最大の特徴は、「地元の五人が集まってできている」、そして「地元ノリを全国へ」というスローガンがあることだ。これはビジネス視点的にもチームビルディングやMVVを決めることに似ているような分析は置いておいて、その五人が今や全国の若者の代表とまで成り上がったのだ。
2018年 10月1日結成。
2019年 12月5日チャンネル登録者数が10万人に到達。
2020年 12月8日チャンネル登録者数が50万人に到達。
2021年 2月3日チャンネル登録者数が100万人に到達。
12月11日チャンネル登録者数が300万人に到達。
2022年 9月7日現在:チャンネル登録者数360万人
簡単に登録者のこれまでのグラフを出す。
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2021-2022の振り幅は、まさかの250万人近くである。この伸びをどのように実現させるのかはやまとさんとその他のメンバーが考えて、考えて、考え抜いたことを実践と分析とを繰り返した結果である。いかにもベンチャー的な発想だろう。そしてその一部が、「アイドル2.0」には書いてある。SNSのマーケティング戦略や立場を理解した活動、その他セルフブランディングなど、かなり長期的に見続けている。
その努力は果てしなく、追求し続け、まだまだ旅の途中だろうが、1つの分岐点としてこの本を書いたのかもしれない。これはみてみてもいいし、本読んでみる価値は絶対にある。