天才に近づくための2つのあなたが考えるべきこと
日本の中でもトップに輝く俳優・佐藤健さんのYouTubeチャンネルを見ていて感銘を受けた言葉があった。
千鳥のノブと佐藤健が旅をする動画で、ノブには秘密で連れて行ったところが、ONE OK ROCKのボーカルのTAKAの自宅だった。そこで、TAKA特製のカレーを食べて、そこで、佐藤健さんがTAKAに対して、発した言葉が
これ感銘を受けたので、ここからちょっと思ったことを書いてみたい。
天は二物与えず
「あいつは天才だ」
「なんでもできるのすごい」
という言葉をよく聞くように、マルチタスキングや何やってもできる人がいる。それに憧れたり、嫉妬したり、人間の感情は様々だ。
水泳選手がピアノを弾けたり、ボーカリストが料理うまかったり。それをみて、「天はこの人に二物与えたんだな」って発言が出てきたりする。でも、それは果たして、そうなのか?ちょっと見方を変えてみるとそれは違うかもしれない。
二つのあまり共通点がないところを極めている人がいてもそれはおかしくない。あなたが職場で働いている場所にも他で出会った人でも、全く関係ないことを同時にこなし、高いパフォーマンスを出している人はいるだろう。そんな人はどうしているだろうか?もしかしたら、あなたがこれに気づくことができたら、天才の領域に入れるかもしれない。
僕は思う。「天は二物を与えず」は多分本当。
天才の領域に入るためにやること
いろんな天才がいる。
ダーウィンやデカルト、ピカソ、ベートーヴェンから、あなたの周りにいる社長やサロン主、親までも天才だと思う人がいる。
その領域に入るために何をすればいいのか?その鍵となるのが、
批判的思考と共通領域の発見力だろう。
批判的思考
ここでの「批判的思考」はあえて、安易に捉える。
批判という言葉はネガティブなイメージを持つが、それとともに正確な判断と評価が必要になる。すなわち、「なぜ?」という言葉が多くなるということだ。「なぜ?」は何かに気づくきっかけになる。
なぜ、こうなるのか?
なぜ、こうしているのか?
この疑問が客観的な視点を育て、何かを提供するための探求へと導く。多分、この気になる心情は誰にでも持っている。それをいつも思い続けるのが天才なのかもしれない。
共通領域の発見力
問題発見力とか、発見力というのは結構重要だ。
しかし、何かピカピカにできる天才というのは、それまでの「経験」や「ノウハウ」を知っている。そこから別の領域に使える部分を持ってこれるからこそ、できるようになるのだ。
たとえば、ボーカルと料理ではどうだろうか。「理想像」があるというのは共通点の1つかもしれない。どのような味にしたいかは、歌でも料理でも追い求めると同時に好みが生じる。これは他の領域も同様だ。
そして、TAKAさんのように「理想像」を追い求める暗黙知をもっているとも言える。その暗黙知こそ大切な概念。
あなたの職業と新たに挑戦したいことが全く別でもいい。でも、その中に共通点がない…なんてものは嘘でしかない。根本的なところや深い深層で同じ領域があるはずだ。それを見つけ出して、自分の暗黙知を他に生かすことができれば、天才に近づけるかもしれない。
批判的思考と共通領域の発見力の「共通点」
ここで共通することはなんでしょう。全てを言語化はできないのですが、それは、「知識」です。
知識が何もなければ、正確な判断・評価をするための批判はできませんし、共通の領域を見つけることすらできません。何かを始めたい時、それに関する前提知識や全体像の把握のためにまずどれだけ準備できるか。たとえば、SNSの運用を始めるときにSNSのアルゴリズムや機能を知っていることは前提となる。そうなるなら、本屋に行って10冊程度をざっと漁ってみればいい。そしてから行動すれば、全くもって知らない状態がなくなる。これだけでスタートは最高だ。
天才にはこれだけでは足りない。だが、これは最低限でこれがほとんどあるのではないかと思う。最初から全てができるひとはいない。考えるスピードや容量、効率をどれだけ早くできるか。そのために何があなたはできるのか。
まずは、この批判的思考と発見力を養ってみてはいかがだろうか。
ついでに。