【厳選3冊】エンジニアがなぜか、ハマっちゃう小説です。お気をつけください。
エンジニアとして働いている僕自身がエンジニアならちょっと「共感」してしまう小説などを読んで、面白いなぁと思った3冊を紹介します!
読み始めたら、時間がすぎてる。そんな本たちです。
目次
『ハローワールド』
第40回吉川英治文学新人賞受賞作にもなった小説です。短編1話完結で隙間時間で読むことのできる小説です。web3.0に興味あったり、自分の書いたコードが気に入らなかったり、システムダウンさせて怒られたり、仕事してなかったり、、、っていう人は、絶対読んでください。共感できるはずです。また、主人公がちょっとずつ成長していくこの過程もたまらなく、面白い、自分もすごい人になれるように頑張ろう、と思いながら、読んでしまいます。
受賞:第40回吉川英治文学新人賞受賞作
著者:藤井太洋
出版社 : 講談社
発売日 : 2021年3月12日
『息吹』
人工知能研究などのSF小説。特にソフトウェア・オブジェクトのライフサイクルでは、生物AIの開発を行なっている主人公とその人工知能の話である。話としては壮大ではないが、登場人物が少なく、繊細に描かれている。この小説はいわゆる名著とも言えよう。読み終わるとちょっと空虚感を感じるような感じでなぜかウズウズする。あ、これも短編小説集です。
ヒューゴー賞、ローカス賞
英国SF協会賞、SFマガジン読者賞受賞
著者:テッド・チャン
出版社 : 早川書房
発売日 : 2019年12月4日
『インストール』
綿矢りさの文にあっぱれの小説。そんなことはどうでもよくて、スマホもない時代に小学生と女子高生が除いた大人の世界。専門的なプログラミング的な要素はほぼないものの、それを通り越して没入してしまう。20年前のパソコンは分厚く、思い、その中ひともうけした二人の感じは、当時成り上がろうとしたホリエモンやひろゆきなんかを思い描きかける。内容としてはかけ離れてるけど。
史上最年少芥川賞受賞作家のデビュー作/第三十八回文藝賞受賞作
著者:綿矢りさ
出版社 : 河出書房新社
発売日 : 2005年10月5日
最後に
IT系とはいえども、そこまでの要素がなかったかもしれません。普段から本を読まない人も多いかもしれませんね。しかし、そんな中でもハマってすぐに読めちゃうような本3冊です。ぜひ読んでみてください。
読んでいただき、ありがとうございました。