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小学4年生が自宅でカフェ始めました 〜2.初めてのしゃっきん編〜

初めてのしゃっきん

前回の記事で、カフェのメニューを考えたふたり。
商品の仕入れに出かけようとしています。

さて、商品を仕入れに行くのはいいとして、"お金"はどうしよう?

息子「お金がないとコーヒー豆が買えないね」

 私「そうだね。お金を借りて始めてる?
   だけど借りたお金は返さないといけないよ。
   ふたりで頑張れば、返せそうかな?」

息子「う〜ん、コーヒーを売れば借金は
   返せると思う!やってみる!
   コーヒー豆は、いくらくらいするの?」

 私「ググってみたら?」

息子「1000円くらいあれば買えるんだ!」

 私「じゃあ2000円あれば、他のメニューの
   商品も買えそうだね」

こうして、息子にとって人生初めてのしゃっきん生活がスタートしました。

私は、”借金” = ”悪いもの”と教わって育ちました。
しかし、"良い借金"もあると、今では思っています。

”良い借金”とは”チャンスを掴むための借金”です。

人生の中でチャンスなんて、そう何度もやってきません。

そして、変化の早い現代においては早く行動した者、チャンスを掴みに行った者が勝ち残ります。
頭で理解して悩んだ末に始めたのでは、”時すでに遅し”です。

この子たちには、
「失敗を恐れずにチャンスを掴みに行ってほしい」
「今がチャンスと思ったら、お金がないことを理由に諦めることはない。考えれば選択肢は必ずあることを知ってほしい」

そう思っています。

お金の勉強会で教えた”収入”と”支出”、両方の性質を持つ”しゃっきん”ですが、今回の体験を通して”チャンスを掴む大切さ”や”選択肢は必ずある”ことを子供たちに教えることができて、私もまた成長できました。

さて次回は、いよいよ「商品の仕入れ」を書きたいと思います!

ではまた〜

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