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【プチ復活】おかねのがっこう「格差か平等か」

こんにちは、40歳過ぎても成長期!成長おじさんです。

今日はいつもの"投資"とは少し角度を変えまして、息子との会話の中から生まれたある一幕を紹介したいと思います。

パパの講義は突然に

その日は突然やってきました。

「パパ。どうして世界にはお金持ちの人と貧しい人がいるの?」

10歳になった息子からの質問です。

質問のきっかけは定かではありませんが、お金や社会に対する興味が少しずつ湧いてきたようです。

いまこそ興味の芽を伸ばすチャンス!

ということで、久しぶりのパパ講義を急遽開催することにしました。

格差の現実を必死に伝えるも・・・

人間はみんな平等なのか? (1)

ここからは息子との会話(ダイジェスト)にお付き合いください。。。

私「じゃあ、まず大変なのと楽なのはどっちがいい?」

息子「それは楽でしょ〜」

私「そりゃ、そう思うよね。つぎに格差と平等はどちらがいい?」

息子「それは平等かな」

私「じゃあもしも○○くん(息子)が、たくさんお金を稼ぐことが出来たら、貧しい人にちゃんと分けてあげられるかな?」

息子「う〜ん、それは・・・。でもみんなが頑張ればみんなお金持ちになれるよ」

私「たしかにそうだね。でも○○くんと同じように人間は楽をしたいって思う生き物だから、みんなが頑張るっていうのは難しいと思わない?」

息子「そっかぁ・・・」

私「じゃあそろそろ質問への答えを言うね。どうして世界にはお金持ちの人と貧しい人がいるのか。それは世界がそうなる仕組みで出来ているからだよ。」

息子「???」

私「今の社会は資本主義というんだ。資本っていうのは"価値を生み出し続けるもの"のことなんだけど、"お金"のことだと思って。」

息子「うん」

私「資本社会が何かはまた今度説明するけど、資本社会では"資本"を持っていれば持っているほど、より多くの資本を受け取れるようになっているんだよ。だから時間が経つにつれて、お金持ちの人と貧しい人の差が広がっていってるんだ。」

息子「う〜ん・・・」

パパが10歳の息子に伝えたかったこと

なぜ世界にはお金持ちの人と貧しい人がいるのでしょう。

この問いをクリアするには、現代社会の仕組みを理解することが必要です。

資本主義社会というのは、資本を持つ人が労働者よりも早く資本を増やせるような構造になっているのです。

格差問題はニュース等で取り沙汰されますが、是正は出来たとしても解消することは残念ながら出来ないと考えています。

この子たちが大人になる頃の日本社会は、確実に今より厳しい状況になっていることと思います。子供が苦労する姿は見たくないですね。

だから、私が息子に本当に伝えたかったことはもっと本質的な部分。

「価値を生み出し続ける存在になるための努力を続けてほしい」ということ。

自分のやりたいこと、得意なことを精一杯の努力で伸ばしていってほしい。そして多くの人に幸せ・喜び・感動を与えられる人になってほしい。

ただそれだけのこと。

とはいえ言葉で気持ちや感情を伝えるには限界があります。ですから、これからも私は成長するおじさんでいるしかない。背中から感じ取ってもらうしかない。

今日は、そんなことを思った一日でした。

(以下のマガジンは、昨年「おかねのがっこう」と題して私が子どもにお金の教育をしていた様子を記事にしていた頃のものです。よろしければご覧いただけると嬉しいです。)

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

また明日もお会いしましょう。さようなら。

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