小学4年生が自宅でカフェ始めました 〜4.コーヒーを淹れてみよう 編〜
コーヒーを淹れる練習
前回の記事で、商品仕入れの旅路から無事に帰還したふたり。
休む間も無く「コーヒーのいれかた教えて!」とやる気満々。
初回は、私とばあばの2人分の注文が入りました。
「早速練習してみよう!」
今回、コーヒーの淹れ方はキナリノの記事を参考にさせていただきました。ありがとうございます。
(ちなみに、今回新調したハンドドリップの器具は"電動ミル"だけ。
その他の器具は、以前ハンドトリップにハマっていた時に使用していた器具を無償提供することに。)
1.豆を挽く
まずは、仕入れた豆を挽くところから。
息子「豆ってどのくらい使うの?」
私「自分でググって調べてごらん。分かったらパパに教えて」
息子「分かったよ。1人10〜12gだから、2人分で20〜24gだね」
私「そうだね。1人分くらい多めに豆を入れるといいって書いてあるよ」
息子「ほんとだ!じゃあ30gでやってみる!」
こんな具合で、自分でやり方を調べて、人生初めての豆挽きを経験しました。
話はそれますが、
今の時代って大抵のことはネットで調べればわかりますよね。
ですから、これからの時代"知識"自体に"価値"はほとんどないと思ってるんです。
知識自体よりも”活用する力”や”説明する力”にこそ価値があると思います。
子供たちには日常の中で"調べる"→”活用する”"説明する"練習を積めるように意識しています。
さて、使用量がわかったので電動ミルに豆をセットします。
私「スイッチを押したら大きい音がするけど、びっくりしないでね。」
息子「うん、わかった!」
息子がおそるおそる電源スイッチを押します。
と、次の瞬間!!!
ん??? 音が小さい・・・(笑) まさか静音仕様?
(Amazonのタイムセール2380円で購入した商品だったので、特に期待していなかったのですが、水洗いもできるしいい買い物だったかも)
いい意味で期待外れの音響の中、10秒程度で中挽きになりました。
部屋中をコーヒー豆のいい香りが満たし、とっても心地のいい気持ちにさせてくれます。
ちなみに、杏林大学医学部古賀義彦教授によると、
コーヒーの香りには"リラックス効果"のほかに"頭の回転を速くする効果"もあるそうですよ。
特にブルーマウンテンやグァテマラがよいとか。
リラックス効果は「深煎り」、仕事のスピードアップには「中煎り」がよいそうです。
2.お湯をわかす
続いて、お湯を沸かします。
息子「水は1人150mlくらいだから、2人分で300mlだね」
私「沸騰後に火を止めて、お湯の表面が静かになれば、
ちょうどいい温度だって書いてくれてるね。動画説明もあるし。」
https://www.youtube.com/watch?v=AG0aWgDr4PE&feature=youtu.be
3.蒸らし
次は、大切な”蒸らし”です。
息子「紙をセットして、コーヒー粉を平らにすればいいのね。お湯を入れたら最低30秒待つのかぁ。アレクサ!30秒のタイマーをセットして!」
キナリノのサイトを見ながら、アレクサを活用して”蒸らし”を忠実に進めていく息子。
記事には「ぺーパーにコーヒーの脂分が最初に触れるように、この段階で濡らさないようにしましょう」と書いてありました。
しかし実際やってみると、お湯を出す加減が難しかった様子。
とはいえ、4年生にもなるとだんだん一人でできることが増えて、頼もしい限りです。
4.抽出
アレクサのタイマー完了の合図とともに次の工程”抽出”へ。
記事には「注ぐ時は、真ん中から円を描くように、少しずつ湯を注ぎます。フィルターにお湯が直接かからないようにしましょう」と書いてあります。
やはり少し難しい様子でしたが、集中してやっていました。
抽出の際には、お湯を切らさないようにゆっくりと「の」の字を書くように注ぐのですが、なんとか上手にできたかな?という感じです。
2人分のコーヒーが落ちたら、ドリッパーを外してできあがりです。
5.提供
コーヒーカップに入れて、私と"ばあば"に初めての提供です。
まあ、味についてはこの際どうでもいいでしょう。
私にとっては、今まで飲んだ中で一番美味しいコーヒーであったことには違いありません。
さあ!ついに初の売り上げ達成です。
・コーヒー2杯で600円!
2000円のしゃっきんを元手に、初めて自分の手で稼いだ売り上げに嬉しそうな様子。
その表情は、さっそく意識が浪費へと向かっているようにも見えますが・・・
まあ、いいっか(笑)
次回は、カフェオープンとその後の状況を記事にしたいと思います。
コーヒーの淹れ方って、大人でも知らない方がいらっしゃると思います。
ですが、今はインターネットがあれば、小学生でもプロの淹れ方やコツを教えてもらえ、ひとりですぐに出来てしまう。
すごい時代になりましたよね。
これからの未来が楽しみで仕方あありません。
そして
日々いろいろな成長を見せてくれる子供たちに負けないよう、私もまだまだ成長していきますよ!
ではまた〜