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国際バカロレア②

今回は生徒が現在取り組んでいるTOKエッセイについて。
(学校によりますが)高校2年生の後半からTOKエッセイを書き始めます。

6つの所定課題(問い)から1つ選んで解答します。また、AOK(知識の領域:自然科学、人間科学、歴史、数学、芸術)に絡めて解答していきます。

例えば、「主張を証明するには、事実のみで十分なのであろうか」や「知識の獲得において、疑問を投げかけずに専門家に追随することは、専門家を完全に無視することと同じくらい危険なのだろうか」という問いが出題されています。

これに生徒は数ヶ月間の授業と課題を経て解答していきます。

後者の課題に関して、まさしく時代を反映した問いだと思いました。我々はメディアや権力者によって踊らされている側面がありますが、かといって全く無視することは正解ではありません。それを「知識の獲得」に焦点を当てていかに議論できるかが重要になってきそうです。また、どのような事例を出して議論を展開するかも肝になるでしょう。

生徒の発想はこちらが驚くものもいくつもあります。昨年度も勉強になる解答も多かったです。やはり教師も永遠の学習者ですね笑

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