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国際バカロレア④

今回は視点を変えて大学受験について。日本の一条校で、かつ日本語DPで行なっている前提で書いていきます。

まずなんといっても受験は非常に難しいです。
単に推薦入試の難易度もありますが、DP生はそれに加え最終試験(IBの試験)をこなさなくてはなりません。
単純に同時並行で進んでいく点が大変です。さらに通常の課題もあるため、自ずと時間的制約が多くなります。かなり体力的、精神的にタフでないと厳しいでしょう。

また、何を「推薦」するか、アピールポイントにするかというのが大切です。
普段から懸命に課題に取り組んでいる生徒たちだと思いますが、それが目に見える形で表れることは多くありません。
そのため、CASで大きいプロジェクトに取り組んだり、IELTSなどの資格取得など目に見えることをしていかなくてはなりません。それがあってはじめて難関大学に合格することができます。

しかし、教員目線かつIBの本質を考えると、IBのスコア(テストの結果)だけで合否を出してほしいところです。現在はIB入試も進んできていますが、なかなか生徒たちの負担が大きくなってしまっています。

もっと本質的なことを言うと、スコアだけで判断するなと言いたいですが(笑)日本の入試の制度を考えるとひとまずスコアでとなるでしょうか?
今後の動向に着目です。

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