マッチ1本火事の元
「火の用心~カンカン!マッチ1本火事の元~カンカン!」
って、小さい頃は拍子木を持った消防関係のお兄さんと、商店街を歩いたっけ。
最近は見かけないなあ。
こんにちは(*^^*)
事務サンです。
昔と違って、今マッチはあまり使わない。
事務サンも、マッチを使うのは火傷しそうで、ちょっと抵抗がある。
火を起こすときは、ライターかチャッカマンかな?
寒くなり、空気が乾燥すると、増えてくるのが火事のニュース。
テレビで見ていても、やっぱり怖い…。
先日、実家でお昼ご飯を食べていた時。
仕事に行ったはずの母から着信があった。
珍しいな~と思って呑気に応答。
「ねぇ!大丈夫?!ちゃんと生きてる?」
と、急すぎる生存確認。
「え…何事…?いまね、ご飯食べてるよ~」
と、なんとも言えない事務サンと母の温度差。
「いいから外見なさい!!」
と、謎に怒られながら、しぶしぶ言われた方角を見て驚愕した…。
実家の近くでもくもくと立ち上る漆黒の煙。
その勢力は、衰えることなく冬の澄んだ白い空を汚していく。
ほどなくして、消防車や救急車のサイレンが、けたたましく聞こえ、何台も向かっているのが分かった。
窓を開けると、呼吸が苦しくなるような、確実に害のあるような異臭がしたので、すぐに閉めた。
母は、丁度流れてきた有線を聞いて、火事を知ったらしい。
実家から車で僅か3分ほどの距離の職場からも、煙が立ち上っているのが見えたそう。
方角的にものすごく実家と近いので、心配して電話をしたとのこと。
それから3時間ほど経過して、消火完了のサイレンが聞こえた。
後日調べると、会社が一棟燃えて、薪ストーブの薪に引火したため、消火に時間がかかったらしい。
幸い、巻き込まれた人はいなかったそうだ。
テレビで見ていても恐ろしい火災。
こんな身近で起こるなんて初めてで、とっても怖かった。
いつ避難してもいいように、荷物もある程度まとめたりした。
事務サンは、田舎に住んでいるから、身近に高齢者もたくさんいる。
マッチを使う人も未だに多いと思う。
現に、事務サンのおばあちゃんも、仏壇にお線香をあげる際、ロウソクにマッチで火をつけている。
石油ストーブに火をつけるときもマッチだ。
「おばあちゃん、火は怖いからね。火の元は気を付けてね」
冬の時期は、忘れないように声を掛けるようにしている。
あの拍子木の音が、「火の元に気を付けよう!」って町中に意識を向けていた気がするんだけどなあ。
またどこかで見れることを期待しよう(^O^)/