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良いシャツ、良いシュリンク


良いシャツ、良いシュリンク。

適度にイヤらしいシアー感とシュリンクによる膨らみ。その膨らみを加速させるモダンなサイズ感。「??」ってなる生地を余らせた胸ポケット。
全てのデザインに少しの違和感が生じる不協和音。今季のテーマを象徴する、幻想をしっかり体現した、ムードを感じるプロダクト。

「良いシャツ、良いシュリンク」
思わずそんな言葉が出てしまいました。

前回のBlogでも書きましたが、このブランドは言葉よりも世界観。他には決して存在しない田畑さんのみの世界観。
そんな不思議な香りを洋服を通して感じて頂き、スタイリングに新たな空気を吹き込んで頂く。そして産まれる新しい自分。挑戦とも少し違うけど、断固として言えるのは今まで感じことのない胸の弾みを感じていただける。ということ。

だから、初めて袖を通した時、様々なスタイリングのイメージが湧き出てきて今まで感じたことのない高揚感に包まれました。それはきっと幻想を表したシュリンク生地や垂れ落ちる胸ポケの違和感が、僕をそうさせたのだと思います。そして僕はこの言葉をこぼしました。

「良いシャツ、良いシュリンク」



FILME FILLDE
- Shrink Shirt -
size : 1
color : Green / White / Black
price : 39,600-(tax in)


着てる感覚を忘れてしまう軽やかさに、扱いを恐れてしまいそうなふぉわっふぉわのシュリンク加工。"着ている"というよりは"乗せている"が正しいかも知れません。この生地の風合いを最大限活かすなら、なるべく重ねず1枚でいくのが一番。
ただこんな生地、どうにだってアレンジが効くから巻いたり、掛けたり、常識を無視して着用して欲しい。

そして、収縮する生地の隙間から透けるインナー。この適度なイヤらしさが苦手意識を忘れさせる。BlackとGreenはシアー感が抑えめで、白は強めのシアー感。さらに縮んだ生地を伸ばせば透け感がより顕著に現れる。体の動かし方ひとつで見え方は無限大。僕は圧倒的に白を推します。タンクトップを中に仕込んだ時の肌色の透けかたが、僕がずっと求めていたソレ。4月で22歳になるけれど、まだまだ大人を演じたい。この白は年齢問わず幅広い方々に"適度な大人"を演出してくれるでしょう。

ボタンの色も良い。

BlackもGreenもWhiteも統一して白のボタン。普通の白だけど、チープな白。このバランスが、適度なイヤらしさに繋がっているのかも知れない。


うん、とても良いムード。
中はBLESSティーぐらいが良いのかも。



この連休はrefomedにフィルムフィルドを合わせて購入する方が続出していました。確かにその組み合わせは最高すぎる。そしてBlackは完売。
残り2色。refomedもまだ見てもらえますので、ぜひご一緒にお試しください。

これからの軽装を踏まえた上でもこれだけの存在感を持つシャツは、やっぱり要る。
光が当たった時の陰影、ふわふわの佇まい、ポッケの違和感、チープな白ボタン。この全てが、

適度なイヤらしさであり、
適度な大人にしてくれる。

このシャツに年齢や性別やその他諸々の"壁"は存在しません。ぜひブランドの世界観を、田畑さんの世界観を、このシャツを通して味わいください。

改めて、良いブランドです。



タケ

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